二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.11 )
日時: 2009/12/20 12:42
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep10

円堂「な・・・なんで道場!?」

豪炎寺「まあ、入ってみればわかるさ。」



中では、12人くらいの人が剣道の練習をしていた。

紗也「お兄ちゃん!」

紗也が呼ぶと、端あたりで誰かと話していた人が振り向いた。

?「ああ、紗也。」

円堂「あ・・・あれって雪城 祐次じゃん!」

祐次が、こっちに来た。

円堂「すっげー!本物だー!」

祐次「あ・・・ありがとう。嬉しいよ。」

音無「それにしても、何でここに?」

祐次「僕、ここの道場主なんだ。」

祐次は、ふわっとした藍色の髪をしていて、優しくしっかりしたお兄さんという感じの人だった。

祐次「あ、豪炎寺くん。・・・戻ってきたんだね。」

豪炎寺「・・・色々と心配かけてすみませんでした。」

祐次「いや、謝らなくていいよ。こっちも色々迷惑掛けたしね。」

円堂「・・・知り合いなのか?」

豪炎寺「ああ。木戸川清修の時に色々お世話になったんだ。」

円堂「え、じゃあ紗也も豪炎寺も剣道上手いのか?」

豪炎寺「え?・・・あ、まあ。」

円堂「じゃあやってみせてくれよ!」

豪炎寺&紗也「えぇ!?」

祐次「そうだね。生徒とやってくれないか。」

?「それなら、私がやりますよ。」

後ろから、さっき祐次と話していた女性が、こっちにきた。

祐次「可奈子君・・・いいのか?」

可奈子「はい。・・・あ、久しぶりね、紗也ちゃん、修也君。」

豪炎寺「可奈子さん・・・お久しぶりです。」

可奈子は、明るい茶色の髪をポニーテールにした、明るい人だった。

壁山「あ!思い出したっす!この人、前に俺の練習に付き合ってくれた人っすー!」

可奈子「あれ、壁山君?・・・雷門イレブンの皆も!」

円堂「えぇ!?・・・可奈子さん、ありがとうございます!」

可奈子「礼はいいわよ。大丈夫。・・・剣道は、スピードとテクニック、反射神経の勝負よ。サッカーでも、スピードと反射神経が役立つと思うの。皆もやってみる?」

皆「はいっ!!」




その後、豪炎寺と紗也は5勝中5勝0敗で全勝、円堂と鬼道、一之瀬は3勝2敗、あとのメンバーは1勝4敗だった。

円堂「楽しかったな!また来てもいいですか?」

祐次「ああ、もちろん、また来てね!」




可奈子も付き添いとしてきて、それからしばらく歩いて家に着いた。

円堂「大きいな!」

中に入る。

可奈子「じゃ、私はご飯を作るわね。」

2階にあがる。

円堂「すげー!橋がある!」

鬼道「吹き抜けの上に作ってあるのか。」

紗也「さっすが鬼道君!カンがいいね!」

紗也の部屋に入る。

円堂「わー!広いな!これなら皆で寝ても全然いけるじゃん!」

紗也「あ、いいね!今日は私の家に泊まってってよ!」

円堂「よーし、皆準備して紗也ん家に集合だー!」




円堂が家に着くと、もう豪炎寺がいた。

円堂「もういたのか。ま、近いもんな。」

豪炎寺「まあな。」

それから3人で色々話していると、続々と皆が来た。

可奈子「みんなー、ごはんできたよー!」




夜。

豪炎寺がトイレに行こうと部屋から出た時、外のテラスに紗也がいた。

豪炎寺「・・・沙姫」

紗也が振り向く。

紗也「豪炎寺君・・・」

豪炎寺「何か思い出したんだろう、朝。」

紗也「うん。・・・夜、気晴らしに外に出たら、エイリア学園のやつらがいて、押さえ込まれて・・・腕を切られたの。」

豪炎寺「・・・あいつらは・・・何がしたいんだ?」

紗也「分からない。でも、おかしいよね。」

豪炎寺「ああ。・・・沙姫、いつ皆に話すんだ?」

紗也「もうそろそろ話さないといけないね。・・・心の準備ができたら話すよ。・・・今までのこと全部。」

豪炎寺「大丈夫だ。あいつらは、沙姫を恨んだりしない。・・・土門の時もそうだったからな。」

紗也「うん。ありがとう。私も皆を信じてる。」