二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.8 )
日時: 2009/12/20 12:38
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep7

豪炎寺が帰ってきた。

同時に、新たなエイリア学園のサッカーチーム、マスターランクチーム・ダイヤモンドダストも現れた。



ヒュウウウウ・・・・・

すきま風の音が、しんと静まった部屋に響く。

テラスに、ガゼルがいた。

ガゼル「————今日は何の用かな?姫」

いつの間にか後ろに立っていた沙姫に、ガゼルが尋ねる。

沙姫「雷門中と試合だなんて・・・私の仲間を傷つける気?」

ガゼル「傷つける気はないよ。ただ————君に対してはどうかな?」






豪炎寺「皆・・・今まで心配掛けてごめんな。」

円堂「おかえり!豪炎寺!・・・あ、新メンバー紹介するな。こいつが木暮、あいつが塔子、んで、こいつが・・・」

豪炎寺「紗也・・・久しぶりだな。」

紗也「うん!」

皆「え〜!!!!」

円堂「何で・・・!?」

豪炎寺「あ・・・紗也とは木戸川清修で一緒だったんだ。」



キャラバンの中。

円堂「でも・・・まさか、な・・・」

円堂がまだ信じられなさそうな顔を見た風丸が、呟いた。

風丸「でも、ありえるからこうなってるんだろ?」

監督「さあ皆、東京に着いたわ。」




円堂「帰ってきたー!」

叫ぶ円堂。

監督「皆、今日は少し練習をしたら、家に戻って家族に会いに行きなさい。」

その時——————

ドン!!!

青いサッカーボールが前に落ちてきた。

ガゼル「・・・雷門中サッカー部よ。我々ダイヤモンドダストが、試合を申し込む。五日後の午後3時、河川敷のグラウンドにて待っている。。試合をしないのならば、東京を破壊する。・・・・・・」

円堂「なっ・・・」

鬼道「監督・・・!」

監督「・・・試合をしないわけにはいかないでしょう。試合をします。・・・みんな、今日は特訓と合宿をする。家に戻るのは明日からよ。」

皆「はい!」

一之瀬「合宿かぁ・・・久しぶりだな!」

円堂「だなっ!」

豪炎寺「紗也、久しぶりにイナズマトルネードやるか?」

紗也「いいね!オーケー!・・・皆、見てくれる?」

皆「もちろん!」


グラウンドにて。

紗也がボールを蹴り始める。

紗也が右手を頭の横に振り上げた。

すると、ボールの周りに稲妻がまとわりつく。

紗也はスピンしながらジャンプし、ボールを蹴る。

紗也「イナズマ・・・」

豪炎寺「トルネード!!」

豪炎寺が紗也の放ったボールにファイアートルネードを加えると、ボールは炎と稲妻をまとい、物凄いスピードでゴールへと飛んでいった。

円堂「正義の鉄・・・うわっ!?」

なんと、ゴール直前で霧が広がって、ボールが完全に見えなくなった!

秋「わっ!!」

霧が引いた頃には、ボールはゴールに入っていた。

円堂「すげぇシュートだ!すげえよ!紗也!豪炎寺!」

鬼道「まさかあそこで霧ができるなんてな・・・予想外だ」

円堂「よっし、みんな、特訓だ!合宿だー!」