二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【REBORN】新たな大空 ( No.1 )
日時: 2010/01/18 06:56
名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)

  標的5

「十代目〜!!おはようございます!!」

いつも通りの朝。獄寺は綱吉を見つけ早々、大声で挨拶をした。

「おっす、おめーら!」

その後ろから、山本も駆けてくる。

いつも通りの朝。

綱吉は平和だな、と感じた。

「次。」

落ち着いた凛とした声。

「次、そこの群れている君達。早くしないと咬み殺すよ。」

雲雀だった。

「草壁。」

雲雀は一言言うと、草壁は即座に、3人の服装をチェックした。

山本と獄寺はネクタイを忘れた事。

綱吉は見事合格した。

「はー、ツナ、まじめなのな。」

山本が笑いながら言った。

「違うよ。恭平さんがボスとして、服装はちゃんと整えろって・・・・。」

綱吉が言った途端、雲雀の動きがとまった。

「へぇ。あの緑髪、恭平って言うんだ?」

綱吉は口をふさいだ。

そうだ。恭平と雲雀はつい昨日、乱闘したばかりだった。

「また会いたいな。いつ来るか聞いといてよ。」

「はっ、はいっ!!」

綱吉は逆らえず、思わずOKしてしまった。

その時、雲雀はまた止まった。

「不審者だ。」

そう言って、獄寺の方へトンファーを投げた。

反射神経のいい獄寺はうわっとの一言で見事よけた。

「何しやがんだ、てめぇ!!!」

怒った獄寺は、ダイナマイトを構えた。



「はい、タンマ、タンマ。」


獄寺の背後から、男の声が聞こえた。

振り向くと、眼鏡をかけた青年がいた。

Yシャツを着ていて、上着を雲雀の学ランのように羽織っていた。

そして、雲雀のトンファーが当たったのか、顔を抑えていた。

「はい。4人いれば十分でしょ。俺は九条里純。ウチのボスがお世話になってますね。さーせん。シエロファミリー6代目嵐の守護者でさぁ。」

里純が言った。

ボンゴレ4人は何も言えずにいた。


 続く