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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ★学園アリス×FAIRY TAIL★ ( No.1 )
- 日時: 2010/02/03 16:59
- 名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
一話 【新入り☆】
ここはとある、魔法ギルド“FAIRY TAIL”である。
君は“FAIRY TAIL”の意味を知っているか?
“FAIRY TAIL”とは“妖精の尻尾”という意味である。
今日もこのギルドは、にぎやかであった——。
「てめぇ……今、馬鹿っつったな? 」
「あぁ、言ったよ。何か悪いか? あぁ? 」
「ちょ、やめなよ……じゃないと……」
今日も、このなんとも馬鹿らしい喧嘩で、ギルドの一日が始まる。
しかし、この喧嘩も“ある人”の言葉で一瞬にして、終わる。
「ナツ、グレイ」
「「あい! 」」
そう、このエルザという女の言葉で、喧嘩は笑いへと変化する。
ナツは炎の魔導士で火竜。
グレイは氷の造形魔導士で師匠が「ウル」。
ルーシィは星霊魔導士で最近入ったばかり。
エルザは鎧の魔導士でFAIRY TAIL最強の女。
この笑いが、ある出来事によって、かき消されるなど誰も思いもしない————。
あれから数十分後。あの笑いは止まりなんてしない。
すると、ギルドのドアが勢いよく開いた。
「ここがFAIRY TAILか? 」
「そうだけど、何のようだ? 」
いきなり入ってきた少女に、ナツは聞いた。
だが、無言でこちらを見つめている。
なんだこいつ……。見た事あるな……。
もしかして、噂の男、火竜か……?
「お前、一つ聞くが、火竜か? 」
「あ? そだけど……それが何か関係あんのか? 」
「いや……無いが。それより、マスターは居るか? 」
「じっちゃん? あぁ居るよ。じっちゃーん! 」
ナツは大声でマスターを呼んだ。
すると、ナツの大声できずき、こちらに振り向いた。
「お? 噂に聞いてた新入りか? 」
「はい。新入りのセシルです」
こ、こいつが? ちっこくて11歳くらいのこいつが……新入り————!?
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