二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 瞬間-風紅蓮- REBORN! ( No.21 )
- 日時: 2010/02/24 18:00
- 名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
* 山本×魅弥 1
雪の降る夜道の中、
君は俺の手を握り胸の中で身を温めてた。
「寒いのなー」
「五月蝿い」
「ヒドッ」
といつもと変わらない日常。
でも時計の針は夜の8時を指していた。
やれやれとため息をつく山本 武。
むしろどうだっていいと思っている蒼馬 魅弥。
何故ため息をついているのか?
それは今日の夕方4時の事。
「悪ぃ魅弥。俺、部活あるからっ!」
と山本が去って、「俺たちはイタリアに一週間戻るから。」と山本 武の兄、山本 雪武達フィリアファミリー守護者等は一時的にイタリアに。
一人となった教室。
「つまらないや。」
と自分の声が誰かの耳に聞き入られることなく虚しく教室と言う名の部屋に声が響く。
寒くはなかったものの、孤独と恐怖が脳裏に何回もその言葉が廻り、温かいヒーターの意味は何にもない。
それで昼寝をしてたら山本が自分を抱きしめて
頬を首元にくっつけてた。
髪の毛が首筋にこすれるたび、
熱情がわき上がってくる。
「っ///や・・・山本///」
自分の弱点も知らぬ相手にこんなことをされるとは思いもしなかった
「・・・魅弥。」
「うわぁっ!!?」
と声のトーンが低く、そのまま山本に押し倒される。
「なんで残ってたのな?ココのヒーター延長押してないと自動で切るのだから寒いのに昼寝して、、、」
「
貴方が恋しかった。
触れていないと
恐怖と言う名の狂気に溺れそう
だったから・・・
」
「えっ//本当?」
「嘘吐くのはバカな弟だけだ。一緒にするな。」
時は午後の8時に戻す。
「あれ、告白と受け取っていいのか?」
「普通にそーだろっ///」
「んっそっか。・・・好きだぜ。魅弥。」
「気安くそういうな。十年後、変態と化しているぞ」
「えぇー」
とそのあと自分はくしゃみをした
「魅弥?寒いのか?」
「寒いに決まってるじゃん・・・」
ギュッ
「・・・・はっ?」
「こーすれば温かいだろ?」
「っ消えろっ///」
と山本を殴った
でも
心の中じゃ
嬉しかった。