二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 瞬間-風紅蓮- REBORN! ( No.35 )
日時: 2010/03/06 20:58
名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

>>34紅s
一章は15話で終了となりますが、二章目でも出させてもらいます!

15[一章最終話] 終わりは始まりの歌、羽ばたいた鳥の歌
「準備は出来たか?」
と皆頷く

そう、これで終わる。
終われば好きなあなたに笑顔が戻るから

終わっても貴方の命が無ければ皆に笑顔は戻らない

小さなことから大きいことになってしまう些細

でもそれをみんなで解決すれば皆に笑顔が戻る、永久に続く。

とヴァルアファミリーアジト
「準備は良い?」
眼は常に「月」と刻まれており、月の炎の色_金色_が静かに魅弥の体から放たれている

そして、炎の勢いは小さくなっていき

次第に消えた。
「じゃあ第一関門突破開始しよう。。。主、魅弥。」
と背中から黒紫色で漆黒となり、悪魔のような翼を広げる。
「だな。浹、雲雀。これで終わらせような。」
苦笑しつつも匣からだした狼をカンピオ・フォルマと化させて鞘が持ち手の所となり、薙刀(人物紹介の薙刀はカンピオ化させた物)を強く握りしめている
「群れたくないけど・・・魅弥を守るなら仕方がない。・・・僕達より先に死んだら許さないからね・・・?」
「はいはい。」

と第一関門の雑魚を蹴散らし、道を開ける3人は先に行って約5分で蹴散らした
「次は第二関門・・・」
『子孫よ・・・』
「!ティヴィニ?」
『先を見据えた。初代の私達に任せろ。』
「そーだね、俺が死んだら続きないもんね・・?」

そして実麻の居る場に
「貴様たちか・・・?私の部下達を蹴散らしているのは。」
「それで?魅弥を傷つけたのは事実。幻覚だろうともその現実から逃げきれないよ。」
と冷たく嶽骸が実麻をにらみつけながら言う。
「魅弥・・・否、フィリアファミリーの名を怪我したのは許さない・・・」
と魅弥の一歩前に出るツナ

「でも追い込まれているのは貴様等だが?」
「なっ!?」
と魅弥が周りを見た瞬間

_ツナ達や骸、雪武の体が目の前に落とされてた_
「・・・・・・よ。」
「何だ?」
「何でこんなことになっているんだよ・・・昏苑!!」
「ばれてたの?魅弥。」
「うん。。。でも、これは現実だよね。なんかの試練じゃないよね・・・」
「ライアー・・・だましたんだよ。」
「うん。。。はっきり言って昏苑、あんたとは血のつながりもない。只偶然誕生日が重なった。それだけの理由。でもね・・・あんたが違う家から来たんだよ。神樂 昏稟苑[カグラ クウオン]!」
『このまま君が狙われればフィリアの未来はない。逃げろ。』
「うるさい。あんたは黙って。これは現代の俺等の問題だ。」

「後ががら空きだぞ?」

ビュオ!
ボウガンの矢が勢いよく魅弥に発射され、魅弥の心臓を貫いた。
「ご苦労だったな昏苑。」
「ボス、もう邪魔な強敵の屑共は消えた。ヴァルアが頂点だよ、」
と裏切った昏苑も安定したと思い笑った

「誰が死んだって・・・?」
「!!」「何!?」
と二人が唖然とし魅弥を凝視する。
「おい。浹、、、雪武、その他生きてるんだろ?」
と十色の翼を広げる。
「生きてるも何も・・・主を守り自分の命が尽きるまで守るって決めてるしな」
と嶽骸が言う
「うん・・・よく“終わりは始まりの歌”って言うし・・・じゃあ今までありがとう仮弟。そしてごめんね。」
と十色の翼が大剣となり、目は紅い月のように紅く

髪は白く時折金色の炎、月の炎の色、金色も微かに見える

「さようなら。月ノ時雨ガ降ル時、終ワリハ迎エテ始マリヲ呼ビ醒マス。・・・fanfare・reload・light」


彼女は泣いた

この技を使うのに
大事な人たちを失ってしまったこと
そして
裏切られてしまったこと

「隼人達は大丈夫だ。致命傷ではないがきついな。」

これを使うとき何故自分はさっそうと出来なかったのだろう。

解き放った力が剣となり仲間を懲らしめた奴の心臓を貫く

そしてきっと終わりは始まりの歌

祈りよどうか星になって・・・

小さな勇気と奇跡を自分から動かすのに大きな


“仲間”と言う傍にいる暖かい者達

華のように自分は寄り添っていた。

本当の宝物はなんなのか今更になって気付いた。

もう何も迷わないよ。

貴方達の為に

自分の為に

きっと涙は虹に変わって


七色に煌くだろう。

心と心の架け橋になり

刹那でもいいから

そして大きな翼を広げあの丘の太陽より

とびきりの笑顔で無邪気に君にすり寄る

宇宙[ソラ]は自分たちを待っている。だから飛ぼう。

やがて自分達は大人となり月が見える晩に一人孤独に

泣いてても


自分達は一人で羽ばたける。

だから、笑顔で未来を見よう。


end