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第一話　僕とリン

「レ、レンのばぁぁぁぁああかぁぁぁああああ！！大ッ嫌い」

バチンッ！

タタタタタッと部屋から出て行くリン。

思いっきり頬を叩かれた僕。

「な、」

ジンジンと痛い僕の頬。

ガチャッ・・・ドアからミクねぇがきた

「ミクねぇ・・・」
「ケンカ？」
「ぅ、ぅん」

これは僕がいけなかったのかもしれない、下に落ちた楽譜を見て思った。

「何があったの？」
「ぁ、・・・あのね。練習してたんだ。ここで。
そしたら、リンが面白半分で僕の楽譜を隠してさ。それで僕は怒った。
そしたらリンが僕の頬を叩いたんだ。」

「それは・・・リンがいけないと思うなぁ。リンは謝ったの？」
「ぇ・・・」

そぅいえばさっき

「なんで僕の楽譜隠すの！？僕が怒られるんだよっ」
「ご、ごめん」
「そーだよね！！リンはいつも僕の気持ちを分かってないんだ」
「だから、ごめんって言ってるじゃん！」
「リンはまたやるでしょ！」
「も・・・もぅしらない。」

それで・・・僕は頬をたかれたんだ

「ねぇ・・・それってさ