ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

それでな、３年の時だったんだけどな……



　『クラブ！？』

　『そうよ、クラブ。修也はどこに入るの？』

　『どこって……。』

　『やっぱり、サッカークラブ？』

　『ま、まぁ……な。そういう、サクラは？』

　『私！？　私はねぇ……どうしよっかなぁ……。』

　『音楽クラブじゃないのか？　この前、歌手になりたいって言ってただろ？』

　『えー。でも、歌手になら別に音楽クラブに入っていなくてもなれるよ。』

　『じゃあ、どこに入るんだよ？』

　『うーん……じゃあねぇ……修也がサッカークラブに入るなら、私も入る。』

　『えっ！？　なんで……？』

　『だって、今までクラス一緒だったからクラブもって思って……。』

　『だからって……』

　『だって、約束したでしょ。ずっと一緒にいるって。』

　『……そうだな。』

　『うん！』

　『サッカーのルール、知っているのか？』

　『勿論！』