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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜無茶苦茶な妄想小説〜 ( No.201 )
- 日時: 2010/06/05 12:24
- 名前: 慶野 昧 ◆vC28/D3I26 (ID: Ru7e1uoX)
- 参照: http://ameblo.jp/meo1028/entry-10552065928.html
「おぉっ! 海風じゃん! どうしたんだ? もしかして、入部—」
「どこにも入らない。」
円堂の期待はあっけなく、崩された。
「で、どうしたんだ? 海風。」
風丸が海風に聞いた。
「あぁ……これ、お前たちに……。」
「?」
海風から渡されたのは、一通の手紙だった。
「ファンレターッすかねぇ?」
と壁山が聞いたが、
「そんなわけないだろ。誰がお前たちなんかに、ファンレターを渡すか。」
と海風にあっさり返されてしまった。
「なんだとっ!」
染岡が海風につかみかかるが、海風にことごとくかわされた。
「確かに、海風。ちょっとそれは酷いんじゃないか?」
「そうか?」
「あぁ。」
「じゃあ、訂正する。有くんと一部の奴以外に誰がファンレターを渡すんだ……これでいいか?」
「ゆ、有くん!?」
よく考えてみれば、円堂と秋と一之瀬と春奈と豪炎寺と本人以外は、この呼び方は知らない。
「悪いか? 有くんと呼んで?」
海風の殺気を瞬時に感じたものは、そのまま黙ったが感じなかったものは……これは皆さんのご想像にお任せしよう。ただ、一つ言えるのはこの翌日と明後日には保健室にたくさんの人が来たということだけだ。
「ともかく、開けてみろよ。円堂。」
「あぁ。そうだな。」
風丸に促され、円堂は海風から渡された手紙をじっくりと観察した。
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