二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA〜僕達は想いだすだろう〜 ( No.10 )
日時: 2010/03/19 13:27
名前: まっこ (ID: DOGZrvXb)

第5話「傷」


「・・・・・・」
軍馬で駆け抜ける
これで何時間たっただろう

『あっち行け!化け物!』
『近寄るな!もののけ!!』

「ものの・・・け・・・・、か」
「?何か言った?亜季」
「・・・・・何でも・・・・ない」
「そ・・う?」
刻まれた印
これは
「死」を意味するのであろうか



「よし!ここで一旦休憩だ!」

「ふあ〜やっとだよぉ〜ふざけるな!あの独眼流!」
「あれが普通だ。ん?あたしの水は?」
みるからに不思議だたしかに軍馬に乗せてきたのに
「あ、え、え〜とぉ・・・あの!ウマに飲まれちゃって!」
「桜が。だろう?」
「ぎっくぅ!!・・・・・あは★」
「あは、じゃなねぇーだろ!このぉ!」
「うおー!怖い!」
「あの・・・」
ふと、けげんな声がかかった。
「あの・・・まだ手つけてないから・・・これ、どうぞ・・」
その子(同い年くらい)は水を手にしおしつけ走り去っていった
「・・・・・・・・・・?ありがとー!」
「うお?あの娘さん!魔王の妹だよぉ!」
「は?」
「あのねぇ!なんか兵から聞いたんだけどぉ!(話が長くなるのでその間まっこが解説します)」

魔王の妹、いわえる「お市」のことです。BASARAファンなら知ってると想います。


「ふーん・・・・」
魔王の妹にも消えない「傷」がある。
見ればわかる。そう、桜にも
一生絶えない「傷」が。