二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラララ!!_漆黒と白銀_ ( No.12 )
日時: 2010/04/13 16:59
名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

07 闇之深淵月
「遅いな・・・」
と部屋で夕飯を作りながら臨也が言う。
「襲われたり・・・なわけないか。あんな恐ろしいの。」
と夕飯は鍋として、なんだけど仕方ない。波江でも呼ぶか。とおもい自分の携帯を出す。
(ん・・・?まてよ。波江の奴今日弟君といるんじゃなかったっけ。)
と肩を落とす。
やはり舞流と九瑠璃を呼ぼうか・・否まず怪しまれる。
と何だかんだ言って結局一人寂しく鍋。
一方竜ヶ峰家
「来ないな。臨也さんは夕飯かな。正臣は・・・うん。絶対あり得ない。園原さんも漫画喫茶から来ているから時間もあれだしな・・・」
とカップラーメンの4分を待つ間パソコンの前で独り言をいう。
「あ、4分だ。」
さて・・・一方意識を飛ばされた朽也は。
「おいおい帝王がいきなり寝ているわけじゃないよな?」
「知るか。津久間だってそうだろう。」
「喧しい。」
「おー帝王さんよぉ。久しぶりだ・・・な!!」
勢いよく、朽也の腹部に蹴りが入った。
「・・・痛くないよ。」
「へぇ。。。で、戻ってこいよ。」
「断る。」
と拘束された手だけど近くのパイプをとろうと手を伸ばす。
だが、
津久間と言われた男はその瞬間を見逃さなかった。

「グッ・・・」
と手を足で踏まれて、顔を歪める

「おいおい・・・初代が逃げるってか?それはねぇよなぁ?」
「っ・・・(どうする・・・)」
一方同時刻折原家
「チャットでも皆さんどうやら忙しいということで。・・・少し夜道でも探してくるか・・・っとあれ?あんな紙あったっけ?どれどれ・・・?!!」
と臨也さんが見た紙の内容は

『御前の大事な者を攫った。そして、急いで来なければ初代帝王の命の保証はない。』
と荒々しい字で書かれた紙だった。
「・・・行こう。大事な者を奪われた王子様が放置する童話なんて聞いたことないよ。」

彼の眼には怒りと言う感情ではなく哀しみと言う感情を浮かべていた。

「しぃぃぃずぅぅぅぅやぁぁぁぁ!!!!!!」
「うわっ!?ちょっトムさん!ヘルプミー!!」
「すまん。今の静雄を制御できない。」
「嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!?」
と深夜の池袋にとある男の悲鳴が上がる。

「・・・で、なんで手前は来てんだ。」
「うん。漆黒聖って知っている?静雄。」
「・・・黒い奴等か?」
「うん。黄巾賊とブルースクエアと合併したんだろうね。」
「で、それがどうしたんだ。」
「臨也から電話が入って・・・白銀 朽也って言う女の子まぁ俺の恋びt・・・グフォアッ」
「ふざけるな。で、朽也がどうしたんだ。」
「あれ?静雄知ってたっけ?まあいいや。で、その朽也ちゃんが誘拐されたんだって。・・・」
「場所・・・追跡できるか。」
「まぁね。」
と二人が深夜の池袋の中の闇へと走り去った。

08      雨は何時止むのだろう