二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ†君の傍に†11話UP ( No.47 )
- 日時: 2010/05/01 11:31
- 名前: 天月 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
- 参照: 小さい頃に逢ってて、何も覚えてない4人(
番外編 幼少期従姉弟with赤
「ねー、おとうさん。ここがマサラタウン?」
「えっと…トキワのおとなり?」
「そうだよ。ユウナ、シルバー」
若いユウリに手を引かれて、幼いユウナとシルバーは
マサラタウンに来ていた。この時二人は1歳
「きれーな所だねー、シルバー!」
「うん!! すっごくきれーなところ!」
二人はユウリから離れて、マサラの草原を走ったり遊んだりしていた
と、その時。一匹のニョロモがユウナの元へやってきた
「ニョロモ…? どーしたの?」
「おーい、ニョロー!!! どこいっ……。あ、居た居た」
次に、ユウナ達のところに一人の少年がやってきた
赤い瞳の少年。ユウナ達よりも何年か年上だろう
「このニョロモ、おにーちゃんの?」
「あぁ、そうだよ。…二人とも、マサラの子…じゃないよね、何処から来たの?」
「わたしはね、えっと…レイシン。ってトコからきたの!」
「ぼ、ぼくは……トキワ!」
「へぇ、おれはレッド。二人は?」
「わたしはユウナ!」
「ぼくはシルバー!」
よろしくな、とレッドは二人の頭を撫でた
えへへ、と二人の顔は綻ぶ
しばらく、レッドと3人で遊んでいると、ユウリがやってきた
「ユウナ、シルバー。そろそろトキワに帰るよ」
「えー、もっとレッドおにーちゃんとあそびたいよぉ
おとーさん。ダメ?」
「ぼくももっとあそびたい!」
そうせがまれ、ユウリは困り顔になる
その時、レッドが言った
「それじゃぁ、明日また遊ぼうな、二人とも
だから、今日はお父さんの言うことちゃんと聞けよ?」
「あした…ぜったい?」
「やくそく、だよ?」
そう訊かれ、あぁ。約束。と答えたレッドに満足し、二人は帰ることになった
「ありがとう、レッド君…だっけ」
「はい、どういたしまして」
「「ばいばーい、レッドおにーちゃん!!」」
「あぁ、またな!!」
***
「……レッド君…どっかで聞いた事あるなぁ
と思ってたら……ユウナが1歳の時にあったあの男の子だったのか………」
と、ユウリはまたもや甘い紅茶を飲みながら言った
3人は全く、覚えてないんだろうけど……
と、呟いて
***
「レッドー!!」
「お、どうした? ユウナ」
「ううん、ただレッドに逢いたかっただけー」
「……ったく、可愛い奴」
「なっ……。また子ども扱いして……」
「してないって、ただ可愛い。って言っただけだろー」
「で、でもこうやっていっつも頭撫でてるじゃん!」
「そりゃ、可愛いからなー、ユウナの髪、綺麗だし」
終わり