二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薄桜鬼。・*+・。〜僕がもしも〜 ( No.2 )
日時: 2010/04/29 12:22
名前: りゅくた ◆Bf2zaxttPA (ID: z7t2JTbk)

第一話  僕がもしも君をいじめたら?

「千鶴ちゃ〜〜ん!早く」

待って待ってと前から走ってくる千鶴。

僕は沖田 総司。

「遅いね」
「す、すいません」

ぁぁ、ほら。またそんな顔する。

「行くよ」

僕が歩き出すと千鶴は後ろをついてきた。

「沖田さん・・・怒ってます?」
「・・・?」

千鶴は僕の顔を覗き込んできた。その顔はとっても心配しているような顔だった。

「別に。怒ってないよ」
「怒ってます」

カチーン・・・。なんなんだろうね。・・・かわいいのに・・・なんかもったいない。

「信じてないの?」
「信じてますよ。けど声が怒ってます」

この子は・・・まったく。

「怒ってないよ。ほら、土方さんに怒られちゃうから」
「むぅ・・・。」

なぜを頬をふくらまして歩いている。ぁぁ・・・かわいいな

「まったく・・・かわいすぎて何もいえないよ」
「え?」
「なんでもないよ。・・・」

またむすっとした顔をする千鶴。

「なんなんですかっ。さっきから〜・・・」
「あははっ!」
「なっ」

僕はいつも、こぅやって毎日のように数少ない日を千鶴とすごしている。

毎日笑って・・・君と楽しく。