二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ ( No.416 )
日時: 2011/04/05 21:37
名前: ボリーン (ID: 5oA1mSSW)

第一話

メ「・・・・退屈だ・・・」

今日も娘の悲痛な呻き声が屋敷に響く・・・

辺りには6面揃えられたルービックキューブやら
タワーになったトランプやら
レゴの城やらが置かれている・・・

メ「何もすることがない・・何もない・・・
骸・・・何故あいつはわたしが忙しい時に
限って現れわたしの邪魔をするのだ・・
嫌がらせなのか??・・・はぁ・・・」

骸「おや・・お呼びですか??」

ガタッ!!!
メ「!!!!・・・これはめずらしいこともあったのもだ・・」

骸「クフフッ・・・えぇ・・僕も
一つ面白いことが終わってしまって・・・
退屈していたところなのですよ・・・」

メ「お前の退屈はわたしの悠久なる退屈と
比べるまでもないな・・・
どうせお前には愛らしくて仕方がない
クロームとかいう乙女がいるのだろう??」

骸「クフフッ・・・えぇ・・まぁそうですが・・
彼女よりも貴女の方が僕のタイ・・グハッ!!」

骸の額にルービックキューブの角が当たる・・

メ「フンッ・・・わたしは知っているぞ・・
お前がそんな浮ついたことを言いながら
ホントはその乙女に懸想していることを」

骸「・・クフフッ・・そんなことはありません・・
わたしが懸想しているのは貴女・・おっと・・
二回目はありませんよ・・」

メ「お前は死ねばいい・・パイナップルのクセに
しゃべるからいけないのだ!!」

骸「おやおや・・淑女(レディ)ならば
もう少し上品な言葉を使ってください・・」

メ「黙れパイナップル
わたしは果物の中でドリアンと並んで
パイナップルが嫌いだ」

骸「クフフッ・・・まぁいいです・・
でも貴女が僕を呼んでいたのは
退屈しのぎに僕を傷つけるためだけでは
ないですね??」

メ「あぁ・・・最終的に退屈しのぎだが・・
ボンゴレに連れて行け・・」