二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン二次小説集☆☆ リク受付中!! 参照2700突破!! ( No.544 )
日時: 2011/05/25 19:48
名前: ボリーン (ID: QfxSjaEX)

第三十六話

・・クフフッ・・貴女のような方も泣くのですね・・
意外でなりません・・・

ロ「六道骸・・・・」

哀しそうに歪めていた顔をキリッ引き締める・・

骸「強い貴女は美しいですが・・
弱い貴女は可愛げがあっていいですね・・・」

ロ「意味がわからない・・これ以上ムダ口を叩くと
お前には想像も出来ない古き力でグシャグシャにするぞ・・」

骸「面白いことを言いますね・・ではやってみてください・・」

ロ「・・・いやだ・・」

骸「何故ですか・・??情が芽生えましたか・・??」

ロ「いいや・・・お前に古き力と称して攻撃したところで
面白いことがない・・・・見破られてしまうから・・」

骸「えぇ・・そうですね・・それに・・わかっていると思いますが・・
今の僕は幻覚です・・・ちょっとの物理的攻撃は
意味がありません・・・」

ロビンは骸の全身を見回すと眼を逸らした・・

ロ「そのようだな・・・・・というか・・
早く消えてくれないか・・??目障りだ・・」

ロビンはガラス玉のようで感情の籠っていない瞳を
骸に向けて冷たく言い放つ・・

骸「・・無表情でそんなことを言われると
流石の僕も怖じ気づきますよ・・・」

ロ「早く消えてくれないか??・・・
わたしは闇なのだ・・・闇は光のように
目立ってはいけない・・いや・・目立てない・・
闇は人に構ってもらうような存在じゃあないんだ・・
とっとと消えろ!目障りだ!!!」

最初は感情を抑制していたようだが
最後の方は語気を荒げた・・

骸「憎いですか・・・??」

ロビンの様子には顔色一つ変えずに
平然とした口調で言う・・・

ロ「それは・・・」

骸「光が・・・いえ・・・フェリス・リュールが
憎いですか・・・・??」

ロビンは元々青白い顔をもっと青ざめさせて
声を発しようとしているが言葉が見つからないようだ・・