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特別番外編　雅焔的日常日記


○月○日　○曜日　晴れ

今日は色々面倒くさい一日だった。
パトロールもちゃんと真面目に行こうと思ってたけどお菓子がなかったからやる気が出なかった。


…そう言えば今日は変な女に出くわした。
正確に言えば総悟に呼ばれたから行ったらそこにその女がいただけの話。
総悟が言うには攘夷浪士だって言うんだけど、貫禄も威厳もないアホそうな女だった。
指名手配もされてない筈の、見ず知らずの女だ。


けど、ただ者じゃないことは確かな気がする。


総悟の情報によると桂とも親しげに話していたらしい。
一体そいつが何者なのか全く分からず、身元も不明。
しかし恐らくしばらくの間あの家にいるだろうからその時に名前を聞けば良いだけの話だ。


…あいつが簡単に教えてくれそうな気がしないが。
まぁ僕の手にかかれば簡単だ。


とにかく眠い。
けど僕の日記はいつも一日１ページ書くと決まっている。
仕方ない、お菓子のことについて語り明かそう。


今日はパトロールでちゃんとお菓子さえあればあの女もちゃんと捕獲出来た筈だ。
いつもチョコレートは最低でも常備しているのに、なんたる失態。


そもそもお菓子たるものは僕の栄養源であり、運動する時には欠かせない物質だ。
旨くて、甘い。
とにかくお菓子は僕にとって欠かせない存在だ。


おっと、いつの間にか２ページ行きそうだ。
そろそろ休もう。


おやすみ。