二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 空 【銀魂】 特別番外編up!! アンケ実施中! ( No.320 )
- 日時: 2010/09/21 15:17
- 名前: アリス (ID: /jbXLzGv)
16話 ファイナ●ファンタジーとド●クエどっちのが面白い?
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「………こたろ…何処、行く…の……?」
「ん?これから怖いお姉さんとお兄さんに会いに行くんだ」
桂は小さな少女の頭をポンポン、と叩くと、少女は嬉しげに少しだけ笑った。
「さ、着いたぞ。怖いお姉さんとお兄さんの所だ」
「怖い、なら………来なくて……良いの、に……」
少女は怯えながら、其の建物を見つめた。
明らかにボロ屋だろう。
下の階には「スナックお登勢」と書かれたのれんがかかっている。
桂はまた少女の頭を軽く叩くと、微笑んだ。
「怖い奴等だが、頼りにはなるんだ」
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ピーンポーン…。
あぁ、もう!!
誰なの、こんな時間に!!
私は苛々しながら、扉に手を掛けた。
ガラッと音を立てて、扉が開く。
「新聞・洗剤とかはお断りですよ!!」
「いや、Lだ」
目の前にいたのは、桂だった。
一瞬、沈黙。
何がLだ、此のクソヤロー。
私のこと前に見捨てておいて、よく来たな此のヅラ。
いっそ真選組に突き出してやろうか、こいつを。
「何がLだ。此の間私のこと放置して逃げたくせに。面見せんな」
「いや、桂だ。今日一日…此の子を預かって貰いたいだけだ。ホラ夢幻、怖いお姉さんに挨拶しなさい」
「何が怖いお姉さんだ。殴るぞグーで」
相変わらずの能天気さで、桂は一人の少女を私の前に出した。
とても可愛らしい少女。
怯えながら少女は、私を見た。
か、可愛い…!!
何者!?
「む、げん…………夢幻、です……」
か細い声で、夢幻ちゃんは言った。
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い(ちょ
うわ、何だ此の呪文みたいなの。
マヒャドかベキラゴンかイオナズンかベホマズン?
ド●クエネタなんで、知らない人ごめん!!
否、ケアルガかファイガk(自重しろ
「イオナ可愛いズン?」
「小説ネタ…………」
ボソリと夢幻ちゃんが呟く。
そう言えば、余談だけど私はパルプンテが大好き。
けどやり過ぎには注意。
だってたまにみんなしてマヒるもん!!
んで戦闘不能になって、残金減るからね。
因みにファイナル●ァンタジーってⅩが一番面白くね?
あの、ユウナ出て来るヤツ。
「とにかく、預かって貰えるのか?」
「当たり前じゃん♪いつまで?」
「二日間ぐらいか?ちゃんと迎えに来るからな、夢幻」
「う、ん………」
夢幻ちゃんは少し頬を赤らめ、桂を見た。
まさか、夢幻ちゃん…。
夢幻ちゃんはヅラが好きなのか…?
いやいゆ(噛んだ
………コホン。
夢幻ちゃん程可愛い子が、ヅラみたいなバカを好きな筈が無い。
つか、ヅラが釣り合わん。
夢幻ちゃんが可哀想。
「…ベキラひでえゴン」
「……………小説ネタ…………」
夢幻ちゃんがまたボソリと呟いた。