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　24話 グータラに慣れた日には、まともに過ごすのが難しい


「…暇だねぇ、銀」

「本誌の方でもこの間まで休載だったから、グータラが定着しましたよね」

「何で休載だったアルカ？」

「あれだろ、あの空知とか言うゴリラが半狂乱起こしたんだろ。そうに違いねーな」


…てな感じで久し振りの暇加減。
全員でグータラしてます。
夢幻ちゃんは既にヅラが迎えに来てくれて、家には私達＋唯がいる。
唯は今銀の為に苺牛乳とジャンプ、神楽ちゃんの為に酢昆布、眼鏡の為にハリセン（ェ）、私の為にお菓子を買い出しに行ってくれてる。


「つか、僕ハリセンなんか頼んで無いのに、何で唯さんはハリセン買いに行ったんでしょうか」

「アホかテメェは。ツッコミの伝道師と言えばハリセンだろ」

「あれじゃん♪パン●ラハーツのシャ●ンお嬢様を見習えってヤツ」

「あんなん見習ったら僕、ハリセン音速超えなきゃ駄目じゃないですか。って言うか、真面目な戦いの時にハリセンは駄目でしょ」


…あれ、常々思うんだけど…。
真面目な戦いの時にハリセン使っちゃ駄目な訳？
ハリセン使ったら、ひ弱な女の子卒業じゃね？
と、思うんだけど。

あ、何かハリセンの話になった。

つか、のだ●のヤツでもハリセン使ってる先生いたよね。
あの先生私は嫌いだけど、作者曰く（「ヘタレ!!」）らしいんだよね。


「笑いを狙う戦いの方が多いから大丈夫アル」

「神楽ちゃん、そんなネタバレ良いからね」

「眼鏡、唯遅くない？」

「其の呼び方止めない？…まぁ、確かに遅いですね…」


あー、ヤバい。
久し振りに暇過ぎて死にそう。
退屈過ぎ。

…鬼ごっこしたい。
ポコペンも良いなぁ。
かくれんぼ…リアル鬼ごっこ!!
リアル鬼ごっこって、あれ何気面白いよね♪


「銀、何かしよーよー♪暇だし♪」

「よっし、じゃあ昼寝しよう昼寝」

「そんなの全然面白く無いアル!!璃李奈達も呼んで、遊ぶネ!!」

「よし!!じゃあこうしようよ神楽ちゃん!!」


私は立ち上がり、拳を作る。

そうだ、遊ぼう♪


「リアル逃走中しよう♪」

「ちょっと待てエエエエエエエエ!!」


銀からの鋭いツッコミが炸裂する。

やっぱり腕上げてるよね、銀…。

説明しよう!!
逃走中とは、作者が大好きな番組の一つである。
芸能人およそ12人？
いや、10人ぐらい？
———どうでも良いわ!!
ってな感じで鬼ごっこする番組である。
因みに、生き残った人達にはン万円の賞金が与えられる。

余談だが、作者は此の番組にいつか出たいと喚き散らしている。


「リアル逃走中!?いっそリアル鬼ごっこって言えや!!つか、そんな逃走中出来る様な広い場所ねぇわ!!」

「駄目だなぁ、想像力の無い人は♪此の江戸全体を使っての逃走中に決まってるじゃん♪」


因みに、資金は全部将軍援助。
…な筈が無い。
全てお登勢さんの有り金である。


———かくして、リアル逃走中…開催!!


参加者
・アリス
・銀時
・新八
・神楽
・唯
・璃李奈
・怜緒
・璃李乃
・裂夜
・沖田
・寥
・雅焔
・比遊
・土方
・山崎
・近藤
・冥
・さっちゃん
・服部
・刃
・夜


（高杉達メンバーは参加しないとの通告を受けた為、不参加）
（五月は坂本監視中の為、不参加）
（桂・夢幻仕事により不参加）
（彗は夜がいる為、不参加）


いざ、開戦!!＿＿＿