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■□イメソン

時の舟
　　　　松たか子


「貴女が戻るその日まで
貴女に届くまで伝える
廻る廻る時を越えて
トワ
永久に響く歌が聴こえる」

絶望の様な　雨が降る
まどろみの中　夜が明ける
また何処かへ去ってく貴女の
その傷ついた背中に
刻まれた悲しみに
さよならを
貴方のままでいて
この声は　貴女に叫ぶ為
振り回した理想は捨ててしまったの？
この声は　貴女に届く為に

陽炎の様な　記憶の中
叶わぬ夢と　戯れる
また懐かしいあの笑顔が
輝きを取り戻して
この悲しい世界で生きてく
地図を見つけて　そう・・・
愛してる　貴女の全てを
忘れずにいて　愛しい人よ
泣いている　その声が聞こえる
この声よ今　貴女に届け

「生まれてきたその訳も
巡り逢った訳も知らずに
廻る廻る時の舟で
旅する貴女だけを見つめて」
「幾つもの夜を越えて
幾つもの朝を迎えても
廻る廻る時の舟で
旅する貴女だけを見つめて」


「貴女が戻るその日まで
貴女に届くまで伝える
廻る廻る時を越えて
トワ
永久に響く歌が聴こえる」



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イメソンですー。
攘夷戦争のときの月奈の心情です。
『貴女』とは勿論銀ちゃん。

『陽炎の様な〜』から『この声よ今〜』は、少し攘夷戦争の時の
日向の心情とも考えています。この『貴女』は高杉。

URL見れないと思いますが、一応載せときます。