二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く ( No.31 )
日時: 2010/10/10 16:44
名前: 瑠々 (ID: 7.F5HCJo)

第五訓「出会い頭って車来そうで怖いよね」

港を出て十五分位たった。
私は、道の真ん中に突っ立っていた。
何故かって?知りたい?ハッ、どうでも良い?
書かないと作者のネタが行き詰るから書くけどさ。

そう、私の視線の先には真選組が居たのです!!!

昨日のヤバイ奴じゃないんだけど、一応私、今腰に刀差してるからねっ!!!
ってか、私がモノローグ言っているうちに真選組の奴、私の事気付いてるからねっ!!!!

でも多分、万事屋には着くと思う。
だってその真選組の奴、二人だよっ!?
しかも、一人はショートの女の子だし、
まぁ、もう一人は男の子なんだけどね。新八と同い年位だから大丈夫だよねっ!?
とにかく、真選組の二人の事を無視してその二人の
横を通り過ぎた。でも・・・、

「ちょっと待ちやせェ。屯所まで同行してもらいまさァ。おい、日向連れてけ」

男の方が私の肩をがっしり掴んだ。
すると、日向って呼ばれた女の子は私の腕を引っ張ると、パトカーに入れようとした。

(あーあ、私バカだ・・・。でもね・・・)

私は日向って子に、微笑んだ。日向は私の事を
何だコイツって目だ見た。
その時、私の腕はスルリと日向の手から抜けた。

(今だっ!!!!!)

私はパトカーの屋根を踏んづけて走り出した。
日向はまったく焦らず、「総悟。任せた」と言うと
パトカーに乗った。総悟って呼ばれた男は、
パトカーからバズーカを取り出して、私に向けた。

「死ねェェェェェェ!!!」

弾が私の真ん前に来た。私はそんな事お構いなしに
刀を抜いた。


     ドカァァァァァァンッッッ!!!!

大きな爆発音が辺りに響いた。
総悟はフッと笑うと「あばよ」と言った。が、

「テメェがあばよっ!!!」

近くの民家の屋根に飛び移った私は、二人に聞こえるように大声で叫んだ。

その瞬間———、何かの破片が総悟に降り注いだ。
その破片は火薬の臭いがする。

「まさかあの女、弾を刀で切り裂いたのかァ」

総悟が呆然と立ちすくんでる内に、私は屋根伝いを
掛けて行った。