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第二十二訓「人は見かけによらない」

「ったく・・・。銀時達は人使い荒いなぁ」

私はぶつぶつ文句を言いながら「大江戸スーパー」に
入った。
実は数分前、神楽の大量の酢昆布が消えると言う大事件が起こった。神楽は大騒ぎ。しかも銀時もいちご牛乳がないとか言い出して私を無理やり買い出しに行かせた。

「大体毎日そんなモン飲み食いしなくていいじゃんよ〜」

私は大量のいちご牛乳と酢昆布を籠に入れるとレジに並んだ。

「あれ?アンタこの間の・・・」

私は急に声を掛けられて振り向いた。
私の後ろには第五訓で初登場の日向がいた。
私は思いっきり腰に刀を差している。ヤバイ。絶対、
連行されるっ!!って考えて慌ててたら、

「この前はゴメンね。総悟がバズーカぶっ放しちゃって・・」

「へッ!?」

私は拍子抜けた。何せ捕まると思ってたんだから。

「この前のお詫び(?)何だけど、何か食べに行かない?
おごるよ」

と言いながら二カッと笑った。私はホッと溜息を着くと、日向と一緒に道を歩き始めた。