二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 学園BASARA ( No.5 )
日時: 2010/10/21 00:04
名前: YAMATO (ID: 7a/rdtO6)

第4章 唯人の過去




唯人「俺の予想通り、変なヤツしかいない学校だったな・・・。」

唯人「でも、なんか楽しいんだよな・・・。」

唯人「俺は、普通の学校を求めてた。前の学校とは違う、異常じゃない、普通の学校・・・。」










不良A「テメェ、俺の仲間可愛がってくれたらしいな。」

不良B「最近調子こきすぎなんだよ・・・テメェ。」

不良C「俺達はお前をぶっ殺すために軍作ってんだ・・・。」

不良D[さっさと終わらせようぜ・・・この戦争を。」




唯人「・・・お前ら・・・誰?」




不良A「ブチ殺す!」

不良みんな「うぉらぁぁぁぁ!!」


唯人「うるせぇな。耳障りなんだよ、その声。」



唯人「黙らせてやるよ・・・。」






唯人「なんなんだよ・・・・。」

唯人「俺が何したってんだ・・・!」

唯人「あいつらが喧嘩売ってきたから、買っただけじゃねぇか・・・!」

唯人「あいつらはまた・・・仲間を呼んで、俺に会いに来る。」



唯人「俺が倒されるまで、この負の連鎖は続くんだ・・・。」











唯人「・・・」

唯人「過去の事を引きずってもしかたないか・・・。」

唯人「それに、今の学校じゃいい友達もできたんだ・・・。変だけどな。」

唯人「このことは忘れよう。」








徳川家康「・・・で、あるからして、この問題の答えは、X=・・・。」



ガラスの割れるような、ものすごい音がした。


家康「な、何事!?おい忠勝、忠勝ーー!!」


政宗「いったいなんだってんだ!?」

唯人「政宗、行ってみよう!」

幸村「某も行くでござる!」



唯人たちは、音がした場所に行った。

そこにいたのは、唯人と過去に争った不良たちだった。」



不良A「よぉ〜、あ〜やさ〜きく〜んw」


唯人「てめぇら、何しに来た!」

不良B「何しにって、遊びにだよ。」

不良C「転校したって聞いたからさー、場所調べて来たんだよ。結構苦労したんだぜ?」


政宗「おい唯人、誰だこいつら!」

不良A「こいつさ〜、俺達と毎日のように喧嘩してたわけ。戦友ってやつだよ。」

唯人「うるせぇ!別にそのことは言わなくてもいいだろ!もうしゃべるんじゃねぇ!!」

不良B「でも俺達何回やっても勝てなかったんだよな。」

不良C「で、最後に俺達半殺しにして転校して行ったんだよなー。」

唯人「やめろ!」

不良A「だからさー、俺達そんな簡単に転校とかできないからー、ここ、ぶっ壊しに来たってわけ。」


幸村「唯人殿・・・!」

唯人「ごめん・・・。これは俺の問題だ・・・。」

唯人「お前らは教室に帰ってろ。自分の問題は自分で片付ける。」




唯人「・・・かかってきな。」


不良みんな「うらぁぁぁぁぁぁ!!」



不良A[ハッ、あのころを思い出すな!綾崎!」


唯人「うるせぇ・・・!」



幸村は口をあけて見ていた。状況がつかめてないらしい。
唯人は次々と出てくる不良たちをなぎ倒していった。

政宗「唯人、俺も一緒に・・・」

唯人「政宗ぇ!!」

政宗「・・・!」

唯人「これは俺の問題だっつったろ・・・。頼む。俺自身が起こした問題に、お前らを巻き込みたくないんだ・・・。」



政宗は苦笑いすると、不良たちを倒すのに参加した。
同時に幸村も参加した。

唯人「何してんだよお前ら!」

政宗「HA!なに寝ぼけたこと言ってんだ!今仲間がピンチなんだぜ!」

幸村「そうでござる!放っておくことなど、できる訳がなかろう!」

唯人「政宗、幸村・・・!」




不良D「くそぉ、なめんじゃねぇ!」

不良みんな「おらおらおらおらぁぁぁぁ!!!」




30人はいた不良軍団を3人は瞬く間に倒した。




唯人「・・・。」

幸村「唯人殿・・・。」


唯人「ごめん。俺の過去を知っちまった以上、俺とつるんでると、また巻き込まれる。」


唯人「あんたらのおかけで、この学校に転校してきてよかったと思った。」

唯人「心からいいヤツだと思った。でも、そんないいヤツと、この最低なヤツがつるんでたら悪いよ。」

唯人「俺とはもう、縁を切ってくれ・・・。」





政宗「あの不良たちがどうしたってんだ。お前の過去がどうしたってんだ。」

政宗「そんなもん俺たちには関係ねぇよ・・・。」

幸村「うむ。唯人殿は唯人殿でござる。」

政宗「そんなことで縁切る必要なんかねぇよ。」

政宗「あいつらがまたやって来たら、さっきと同じようにまた倒しゃいい。」

幸村「助け合うのが、仲間でござろう?某も、某が恋をしてしまったばかりに、唯人殿を巻き込んでしまったからな・・・。」

政宗「まぁそう言うことだ。You see?」


唯人「ありがとう。政宗、幸村・・・。」













唯人「俺は・・・最高の友達を見つけちまったのかもしれないな・・・。」