二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ボーカロイド】ミクの初恋☆ ( No.16 )
日時: 2010/10/29 21:10
名前: 紫陽花 (ID: .MlXjjyR)

第六話 私の思いも乗せて・・・。


「・・・その前に、貴方は何者何ですか・・?」


「・・・そっか、話してなかったし怪しまれるのも当たり前か・・。」


怪しいとか、そんなんじゃなくて・・・


私は貴方のことが好きだから・・。


だから、貴方のこと・・もっと知りたかった。



「僕は、ただの学生。高校に通ってる。」

「ガクセイ・・・。」

「・・・僕は、アズマ。」

「アズマ・・・?」

「ああ、学生っていうのはね・・・学校って場所で、皆で勉強したり、友達を作って喋ったり・・。まあ、勉強する場所。」

「・・・そっか。」

「うん。」



「で、アズマ・・。私さ、この曲にアズマの思いや気持ちがすっごい篭ってるのを感じた。でも、私の思いや気持ちがまったく入ってないことに気付いたの。」

「・・ミクの・・気持ち・・。」

「だから、二番を私の思いや気持ちで作ってみたんだ。聞いてくれる?」

「ああ、もちろん。」





私は、歌った。


その時に思っただけの気持ちや、願いを込めて。


・・・アズマは、笑いながら聴いていてくれた。


ちゃんと、伝わったかな?



私は、アズマのことが本当に好きなんだなって思った。


だって、歌ってる最中に・・・


すっごく胸が高鳴ったから・・。


恋って、こういうことかな・・・?





なかなか解けない恋の方程式。