二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】銀色に輝く華 第壱訓up!! ( No.8 )
日時: 2010/11/20 10:57
名前: 瑠々 (ID: 5YaOdPeQ)

第弐訓「裏表激しい人って結構居るよね」

「ホント久しぶりだね〜。元気してた〜?」

ヘラヘラと笑いながら蔓延の笑みを見せる銀色を
銀時はイライラしていた。何故なら、あの後
扉を開けた瞬間、家賃を払わせられたのだから。

「で?何でお前が此処にいるんだ?」

銀時は頭をボリボリ書くと聞いた。

「んー、この前部屋の片付けしてたら攘夷戦争の時に撮った写真が出てきてさ、それで会いたくなって来たんだよ」

銀色は新八が出したお茶を飲み干して言った。

「銀チャン、この人誰アルカ?」

神楽は銀時の肩を叩いた。

「コイツは華咲銀色。攘夷戦争の時の知り合いだよ」

新八と神楽が納得した様な目で銀色を見た。
新八と神楽と目が合うとにっこりと笑った。
「あ、そうそ」と銀色は何か思い出した様に言うと、
銀時を見た。

「銀時あたし今さ、所持金・・てか全財産五百円しか無いんだよね。つー事で此処に居座るわ」

「・・・・ハッ?」

銀時は「居座る」と言う言葉に反応した。
居座る位なら別に良い。だが、銀色は
大食い・ガサツ・男勝り・飽きっぽい。何にも良い所が無いと言う残念な少女なのだ。

「無理無理無理ー!!!うちは今大赤字なのーッ!!
お前まで入って来たら食べて行けなくなる———ッ!!」

大食いと言ったら神楽。大食いが二人になったら、只でさえ大赤字の万事屋は更に大赤字に大赤字になるだろう。

     ドガシャァァァァンッ!!!!!

大きな破壊音と共に、テーブルが真っ二つに分かれた。
銀色の右手には刀。銀色は蔓延の笑みを浮かべると、

「ん?何て言った?耳が悪くなったのかなァ?
「無理」とか聞こえた気がするけど?」

銀色の顔は笑っているが、かなり殺気立っていて怖い。何よりも刀を鞘から出しているからもっと怖い。

「・・な・・・、何も言ってません・・・」

「そっか♪」

こうして銀色のかぶき町生活がスタートしました。