二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

【剣士と少女と江戸の町っ!!】 ( No.160 )
日時: 2011/06/03 17:19
名前: 桃李 ◆J2083ZfAr. (ID: COldU63y)
参照: 纏め直します!



 ———時は、江戸時代にまで遡る。

   始まるは刀を握る少女と、理想を追求し続ける少女の、出会いと別れの物語。
   時代に反逆し、自らの道を貫き通す姿は、さながら、侍のようだった。


   「自分の骨が折れようが、血を吐くことになろうが、それでも良かったんだ。その代償は、並みの人間が手に入れられるものじゃ無かったから。けれど今、そのせいで俺たちは……逃げるしかなくなった。結局のところ、欲望を叶える為と称した戦いは———、自己満足の正義だったんだ」


   「"春"を告げる存在になりなさいと、母様はおっしゃいました。その言葉の意味を知りたいが為に、私は今、ここにいるのです。もう、守られているだけの毎日は嫌なの…… では、貴方は教えてくれますか? ———真の、"優しさ"を」


   「どれだけ腕を磨いても、所詮僕が"女"であることに違いは無い。父上から託された夢を、僕は"また"叶えることができないんだ。でも、絶対に、これだけは追い求めてやる。名誉なんかいらない。人が追求するべきものは、———本当の強さ、だ」


     【剣士と少女と江戸の町っ!】

+説明とか補足とか
 江戸時代をベースに進める、時代物語です。
 ほのぼの、ギャグ、シリアスなど色々混じると思います。でも基本、ほのぼのギャグで突っ走りたい。
 主人公はオリキャラです。しかも二人。有り得ないとか言われても、今更どうしようも無いのでご了承を。

+上の「〜」は、これからのお話の予告もどき。二つはオリキャラ編で、一つは【哀しき旅人】編。多分、ころころ変わってると思う。作者が優柔不断だから。


 【主人公紹介!】

*藤浪 葵 (フジナミ アオイ)

 本作における主人公の一人。女子であるが、とある事情で名刀「???」を所持するようになる。
 黒髪をショートボブにしており、瞳は蒼色。黒と青を基調とした着物を着ており、デザインはいたってシンプル。付けることはほとんど無いが、母親から受け取った簪を持っている。お金に困ったら売り飛ばすらしい。
 刀を所持しているだけでなく、実力も確かである。が、女故に力ではどうしても勝てない。技術の力は未知数。っていうか、まだ本編中でまともに戦ってない。
 どうして刀を持っているのか、剣術を誰から教わったのか。気になる人は、本編をチェックし続けよう!(

*春崎 桃花 (ハルサキ モモカ)

 本作におけるもう一人の主人公。葵の語りによれば、良いご身分の娘だが、なぜか旅を続けている。
 明るい茶髪のセミロングで、瞳は薄桃色。着物は、黒と白と淡紅色がベース。ほどよくお洒落なデザイン。
 家事炊事が大得意な、女の子らしい女の子。やや天然だが、悪いわけじゃない。居候先の『雷雲』では、重宝されることになる。極度の方向音痴。が、いつも運良く、誰かに助けられる。
 どうして旅を始めたのかは、本編をチェックしよう!(ちょ



  【稲妻キャラ紹介!】

+円堂 守
 刀鍛冶職人の徒弟。明るいバカ。桃花は共に天然なため問題ないが、なぜか葵はよく振り回される。
 仲間思いの良いヤツ。暑苦しいところもあるが、そこはご愛嬌。

+豪炎寺 修也
 名高い剣士。名刀「???」を所持。実力は江戸で一、二番を争う実力者らしい。
 ただ、噂故に確認できていない。無口だが、口喧嘩強そう。

+鬼道 有人
 江戸でも有名な、大きな商店の跡取り息子。春奈とは、実の兄妹らしい。
 南蛮渡来の奇抜な物を着用している。言動に無駄が無い。

+吹雪 士郎
 詳しいことは不明な美少年。が、迷子になっていた桃花を助けるなど、心優しい場面も見られる。
 剣術を心得ているかも不明。

+宇都宮 虎丸
 豪炎寺に憧れている少年剣士。いつも行動を共にしている。虎の屋の一人息子で母親想い。
 剣術の腕は年上を凌ぐ程だが、まだまだ歳相応に幼い面もある。

+木野 秋
 『菓子屋 雷雲』の看板娘。いつも穏やかで、面倒見の良いお母さんタイプ。
 何だかんだで皆、秋に頼ってる。葵の良き、料理の先生。

+雷門 夏未
 『菓子屋 雷雲』の看板娘。上品なお嬢様タイプだが、どこか素直じゃない。
 料理は不向きだが、経営管理などの仕事は、お手の物。

+音無 春奈
 『菓子屋 雷雲』の看板娘。いつも明るく元気一杯。トレンドチェックは早く、情報収集能力は江戸一番(?) 
 鬼道の妹。桃花は、その快活さに振り回される。が、いつも気付いていない。

+久遠 冬花
 『菓子屋 雷雲』の看板娘。優しい女の子で、雰囲気がほんわりしてる。癒し系女子。
 ただ、何を考えているのかが読めないので、たまにビックリ発言が飛び出す。その時、辺りはシーン。


+佐久間 次郎
 【哀しき旅人】編より初登場。槍を所持していること以外、詳細不明。

+源田 幸次郎
 【哀しき旅人】編より初登場。弓矢を所持していること以外、詳細不明。


  【お店紹介&その他!】

+『菓子屋 雷雲』
 お江戸で大人気の菓子屋。店長は瞳子。秋、夏未、春奈、冬花が看板娘。
 桃花も良い店員に近付いている。葵の活躍の場は、残念ながらここには無い。できる事と言ったら、掃除と買出しと出前。

+『虎の屋』
 お江戸の食堂の一つ。虎丸の母親が営んでいるが、病弱なため、乃々美が手伝いを行っている。
 葵と桃花が初めて食事をした場所で、美味しい。出番は少ないが、ちょびちょび出ると思います。

+『鬼道屋』
 鬼道有人が後継人である商店。名の通り、鬼道一族が営んできた。ちなみに、鬼道家は江戸では有名な商家である。
 詳しいことは作者本人もよくわかっていないが、江戸時代のスーパーとでも思っていただければ、良いと思う。


【江戸時代!】

+徳川家康が天下を握った時代。
 ちなみに、かの有名な織田信長や徳川家康が活躍した時代は、"安土桃山時代"と呼ぶ。
 キリスト教は禁止されていた。が、隠れキリスタンは存在していた模様。

◇随時更新してる……はず。


  【目次!】+序章から第十四話まで+

【序章】>>32
【詳しい事】>>160
【第一話】意外と窮屈な江戸の町>>44
【第二話】迷子の少女>>47
【第三話】見つからない>>50
【第四話】女剣士の人助け>>51
【第五話】雷門大橋>>52
【第六話】江戸の噂>>60
【第七話】その人、自分なんですけど>>63
【第八話】宝探しじゃありません>>78
【第九話】嘘を吐くのが下手な人>>94
【第十話】菓子屋にいたのは顔見知り>>98
【第十一話】再会?目撃者との対面>>103
【第十二話】ここに開幕、大江戸合戦!>>124
【第十三話】果たして、勝利は誰の手に>>154
【第十四話】お天道様と出会いと別れ>>157
【第十五話】哀しき旅人>>158 >>161 >>171