二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達2 ( No.291 )
日時: 2011/05/06 17:54
名前: 薔薇結晶 (ID: ikY1t43k)
参照: さくら誕生日おめでとう!!遅くて御免><

誕プレ小説、『また来年、この地で』



ジュリア「さくら、誕生日おめでとう。いつも薔薇結晶と言う名のクズが世話になってるわね。」

うっ…、言い返せない!
キャンプに行ってて書けなかった、我が愛すべき心友さくらへの誕プレ小説を恐縮ながら書かせてもらいます!

※フィディオ目線で^^

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…終わったなぁ、と。

みんなが言っている。

確かに、今まで長い間戦い続けてきた、FFIがついに終わった。



「終わったわねぇ…。」

「そうだな。」

「まぁ来年は私がどうにか開催させてもらうけれど?」

「Msジュリア、本気ですか?」

「えぇ、もちろんよ。……貴方達と戦いたいからね。」


何となく、今のジュリアの言葉には別の意味が含まれているような気がする。

俺の隣に居たサクラも何となく違和感は感じ取っていたようだ。


「…何か…今のジュリアのセリフ、ちょっと違和感あるような…。」

「確かに。何となくエドガーとかテレスだけに行ってる言葉じゃない気がするな…。」


「サクラ、フィディオ、何してるの。呼んでるんだからさっさといらっしゃい。」

「え、呼んでた?」

「それはもう大声で呼んでたぞ。」


マーク、笑いながら言うのある意味危険だと思うけどな…。

呼ばれてるらしいからサクラと2人で駆け寄った。


「…もうそろそろお別れね。この島とも、貴方達とも。」

「でもまた貴女に勝てずに終わってしまうとは、少々残念ですがね。」

「来年はもっと力付けてきなさいよ?テレスも、フィディオも。」

「じゃねぇとアンタのシュートは止められないっての。」

「ジュリアには結局テクニックでは負けっぱなしだから、来年は勝たせてもらうよ。」

「まぁ…ユニコーンは私だけじゃないからね?来年はカズヤも万全で臨んでくるわ。」

「俺達も頑張らないとな。」

「イエス!ジュリアやカズヤに頼りっぱなしはカッコ悪いからね!」


みんなで笑いあってるけど…やっぱり違和感あるのはジュリアのセリフ。

まるでユニコーンが自分のチームでは無くなるかのように話している。


「でも…リトル・クラウンのメンバーが居るチームが1つすら決勝に進めなかったのは残念だよね…。」

「痛いとこ突くな、サクラ。」


サクラの発言にマークが返した。確かに痛いけど…。

ジュリア達の居るユニコーン、テレス達が居るジ・エンパイア、エドガー達が居るナイツ・オブ・クイーン。

この3つが予選落ちするなんてシャルソン監督も思ってなかっただろうな…。

ましてやアフロディやチャンスウ、ビヨンやニースもアジア予選で散ってしまった。

こんな事が起こったのはやはり、イナズマジャパンの活躍だろう。

彼らの大番狂わせはチャンスウやジュリアのような司令塔でも対処できなかった。


「お、そろそろ飛行機が出るな。」

「イタリア行以外は大体早いものね。」


「んじゃぁ、アディオス!」


と、テレス達ジ・エンパイアがターミナルへ行った。

「それではまた来年会いましょう、」とエドガーのナイツ・オブ・クイーンも。


「ではまた来年、我ら優峰財閥が開催するFFIでお会いしましょう。」

「じゃあな、『白い流星』。」

「Good bye!」


と、3人そろってイチノセのアレをやるか。(あの「俺だよ☆」のアレね)

そして3人もターミナルに向かって歩いて行った。


「はぁ…。」

「フィディオ!」

「ん?」

「来年は頑張ろうねっ!!」

「! あっ、あぁ!!」


いきなり過ぎてちょっと曖昧だった…。

来年、彼らと、また。



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うわぁぁあぁ……。
さ、さくら。…ごめん><