二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達2第3章クライマックス! ( No.336 )
日時: 2011/05/21 15:32
名前: 薔薇結晶 (ID: Upyg7XTf)
参照: http://bluerosebreak.blog.fc2.com/

第99話 「世界での混乱」







此処は日本。『例の事件』で、一番影響のある会社、財閥。

そう。紛れも無く、優峰財閥だ。


沙羅「…困ったものだわ。双樹は逮捕されてしまうし、樹璃亜ちゃんは死んでしまうし…。」
双磨「それだけじゃないですよ、何より…僕が跡継ぎに…。」

風丸の母、旧姓優峰沙羅。双樹の息子、今となっては優峰財閥の跡継ぎ、優峰双磨。

第一の跡継ぎだった優峰樹璃亜こと、ジュリア・クラウンが死んでしまった為、優峰財閥は大混乱状態だ。
死んでしまったと言うより、優峰財閥の人間によって殺されてしまったのだから、そんな事では済まない。
しかも殺した人間はジュリアの生まれる数年前に取引を却下したオイルカンパニーの会長の娘。
その会長の娘が15年以上前からスパイとして優峰財閥に居たのだ。

そんな事が重なりに重なってしまい、優峰財閥は存続の危機にある。


沙羅「しかもお父様も何も答えて下さらないし…。」
双磨「本当に跡継ぎだけは拒否したいのに…!」
沙羅「でも…もう跡継ぎは双磨君以外居ないわ。一郎太はお父様が認めて下さらないし。」
双磨「本当に…と言うより、何でそんなスパイの存在が分からなかったんだろう。それが気になりますよ。」




















場所は変わって、イギリス。


「何ですって…、クレア、本当なの!?」

セントクラブ学園の学園長、シルヴィア・クラウン。
ジュリアの母方の祖母にあたる女性だ。
どうやらジュリアの母、サーリアの妹、クレアと話をしているらしい。

シルヴィア「ジュリアが…死んだですって…!?」
クレア≪はい…、ライオコット島で、銃に撃たれて死んでしまったそうです…。≫
シルヴィア「そんな…馬鹿な事が……!!」
クレア≪姉さんも2年前に死んだばっかりなのに…。≫

クラウンの家系も、混乱状態にあった。


















そして、この世でたった1人、ジュリアと血が繋がっている、彼女は。


セイン「ギュエール!」
ギュエール「………何?」
セイン「ジュレールが…!!」
ギュエール「何?」
セイン「死んだ…らしい。」
ギュエール「…何を言ってるの?」
アイエル「ギュエール!?ジュレールが死んだんだよ!?」

「********?***********。」

セイン「!?」
アイエル「ギュエールこそ何を言ってるの!?」
ギュエール「はぁ…だから、**********。」
セイン「…何故分かる。」
ギュエール「だって******、****。」

「「!!!!」」


天空の使徒の彼らは、何を知ったのか。
少なくとも、地上の人間とはまた別の事を感じ取っているらしい。










第99話 終わり