二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達2最終章始動——! ( No.359 )
日時: 2011/05/27 17:02
名前: 薔薇結晶 (ID: laaGvqHD)
参照: http://bluerosebreak.blog.fc2.com/

第5話 「サクラの誘拐」









「行くぞ!ディランッ!!」「OK!!マーク!」

   「「“真・ユニコーンブースト”!!!」」

<<ズバアァァンッッ>>

一之瀬「気合入ってるな、2人共。」
マーク「動いてないと何か…落ち着かないんだ。」


「あっ、やってるやってる。」
「さすがですね。2年経っても。」

マーク「! フィディオ、エドガー。」
フィディオ「すでに汗かいてるし。」
ディラン「2時間くらい前からやってるからね。」
エドガー「そんなに前に来てたんですか。」
マーク「そう言えば…サクラはどうしたんだ?」
フィディオ「いや、何か用意が纏まってないらしい。後から来るって。5時間くらい後の便だ。」
マーク「サクラは衣装持ちだからな…。」
エドガー「次にアルゼンチンからの便が来ますよ。」
ディラン「テレスが来るね。」

じゃぁ俺達も着替えてくるよ、とフィディオとエドガーも更衣室へ。

一之瀬「円堂達、早く来ないかな。」
土門「日本からの便は今日の夜10時くらいだぞ。」
マーク「明日は昼の12時に便があるが。」
ディラン「明後日までに来なかったら…ね。」

うん、と4人が頷いた。
シャルソン監督に(精神的に)殺されても可笑しくない、と言う感じだ。

マーク「…続けるぞ。」


































翌日までに、ただ1人を除いて全員が揃った。
ただ1人を除いて。

シャルソン「…今自宅に連絡をしたんだが…、居ないそうだ。」
フィディオ「居ない?家を出たんじゃなく?」
シャルソン「荷物は部屋に置きっぱなし、窓があいている状態だそうだ。」
フィディオ「家は出ていない…なのに、姿が無い…?」
アンジェロ「どうしたんだろう…。」

誰が居ないか。
元・イタリア代表オルフェウスのマネージャー。
そして、今回もリトル・クラウンのマネージャーに抜粋された、彼女。
サクラだ。

秋「サクラちゃんが居ないなんて…。」
シオン「…可笑しい、絶対に可笑しい。」



そんな時に、あの女の声が。


「彼女はもう貴方達の元へは帰れませんよ。」

一之瀬「お前はッ!!」
秋「一之瀬君…あの人知ってるの!?」
マーク「…エクスハート!!」
フィディオ「サクラが俺達の元へ帰れないとはどう言う事だ!!」

ふふふ、と笑いながら、2階から階段で降りてくるエクスハート。
何処からこのシャルソン邸に入ってきたか等、今はどうでもいい。

エクス「言葉のままです。彼女は我らの手に堕ちた。」
フィディオ「まさか…サクラを拉致したのか!?」
エクス「まぁ…そう言う事ですね。」

やはり笑いながら、そう言った。

エクス「あの方はとても能力が高いのですよ。まさか…お気付きになってなかったんですか?」
フィディオ「能力…?」
エクス「本当にお気付きにならなかったんですね?一番近くに居た貴方が!」

「貴方のお姫様は貴方を超える能力の持ち主である事に!!」

これは主の笑い話になりますよ、と笑う。
そして、思い出したようにこう言うエクスハート。

エクス「主が『今から3日後に、オランダに『緑の狩人』を向かわせる』と、言ってらっしゃいました。」
フィディオ「何だと!?」
エクス「貴方達の最初の相手ですよ。貴方達が戦ってくださいね。」


それでは、と言って、エクスハートはシャルソン邸を出た。

フィディオ「サクラが…!!」
シャルソン「想定外だ、まさかカーライトが『エレメントロスターズ』に攫われていたとは…。円堂監督。」
大介「そうじゃな。」

「これからオランダに向かう!!」




第5話 終わり