二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 宝島Z シーラビットに新入団員!? ( No.9 )
日時: 2011/03/27 19:01
名前: ★アディア☆ ◆C/wEErKi9w (ID: u6knrXHP)

6話

〜ワープの木〜

「あったぞっ!」
「綺麗な実がついてるね…。」
「じゃあ、マルク、さようならだ!」
「元気でベルね!」
「また会おうね!!」
「ヘイ!いつ会えるかは、分からないけどサ…。出た所から、また来るのサ!」
「じゃなー!」
「じゃ〜ね〜!」
「ヘイっ!」

マルクがワープの木に触れようとした時だった。

「そうはさせないわよ…。」
「「「変態女団長来た!」」」
「ムキーッ!黙りなさい!」
「嫌だw」
「クーッ!!セバスチャン!いくのよ!」
「…何度もしつこい!レインボーフラワーズ!」
バシッ!
「…!」
「フフッ…まだ6体も残っているわよ…?」
「くぅっ…!」
「勝ったわね。」
「…行くそウィーキー!…って居ない!?」
「オーッホッホッホッホ…ほら、この子は捕まえて、口にテープを張ったわよ。気付かないなんて…それでも友達?」

そこには、ロープで縛られ、口をふさがれた、ウィーキーの姿があった。

「クソッ…!」
「じゃあ…レインが!レインボー……ブロッサム!!」
レインボーは素早い動きで、セバスチャン6体を、一掃した。
「な…っ!!」
「何なのサ…っ!」
「おぉ!レインすげぇぞ!!」
「へへ〜ん!これがあんたとの格の違いよ!」
「な…何ぃ!?」
「ちょ…;」
「フンッ!」
「(ムカァ…ッ!)フン!!」
「喧嘩しないでちょーよ…。」
「へぇ…まだこの子は助かってないのよ?話してる場合?フフッ。」
見てみると、ウィーキーが、足をジタバタさせていた。
「「「あ…っ!」」」
「今助けるぞ…っ!ウィーキー!!」
「あんたなんかで私を倒せるかしら。」

…とその時。
「ボクがやるのサ!アイスボウル!」
マルクは羽を生やし、アイスボウルを撃った。
ローズが凍った。
「お…お前…。」
「凄い…。」
「…驚いてる場合じゃなかった!ウィーキー!」

ザックはウィーキーの口についているテープをはがし、巻きついていたロープをほどいた。

その時、マルクが凍らせていたローズの氷にひびが入り、割れた。

「あっ!」
「でも助けられたぜ。マルクのおかげでな。」
「どういたしましてなのサ!」
「有難うベル!」

「…うぅ…寒い!」
「おい、ローズ。」
「何よ。」
「何でお前達は、此処に来たんだ?」
「ワープの木の実、「雪の終わりの果実」は、とても高いって…知らないの…?」
「…何だそれ…。」
「あの不思議な実の事ね…。」

—続く—