二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星のカービィ 運命の車輪 参照1000突破記念の外伝更新中 ( No.294 )
- 日時: 2011/05/30 21:25
- 名前: 満月の瞳 ◆zkm/uTCmMs (ID: A2bmpvWQ)
「不景気っつーのは嫌だな。どうせなら札束がバンバン飛び散ってくる方がいい」
「それもどうかと思うが…」
「あー…儲からねえかなぁ」
俺は蝙蝠の状態から、腕を使わないで出背筋力だけでクルリと一回転し、着地する。
「この宇宙船も所々古いから買い換えたいんだよ」
「ドロッチェ」
「金、好きか」
「嫌いだ」
「そうか」
「ああいうのがあるから争いになるんだよ。俺は古代式のほうがよかった」
「物々交換か」
「等価交換みたいなほうがやりやすい」
「随分と古風だな」
「…俺はもう金のトラブルで死ぬ奴を見るのが耐えられない」
「…」
「なんだか生物は、己自身がつくったものに溺れて死ぬよな。この煙草だって、毒だ」
「…」
「他にもいろいろ数えきれないほどあるよな。ていうか生物がつくったもので。殺しができないものなんてほとんどないよな」
「そういうことを考えたら生きていけんぞ」
「だよな。だからそのことについて考えてたんだ」
ふと加えている煙草に目をおとす。
これも生物に死をもたらすことができるんだな。
そう思った。
続きます(*^。^*)
- Re: 星のカービィ 運命の車輪 参照1000突破記念の外伝更新中 ( No.295 )
- 日時: 2011/06/01 16:12
- 名前: 満月の瞳 ◆zkm/uTCmMs (ID: A2bmpvWQ)
「だからさドク」
「なんじゃ」
「本格的に禁煙しようぜ」
「…たまにしか吸っとらんのに…—————お前が酒やめんだったらやめてやる」
「うっ…!—————…いいよ」
「なんだ突然」
「…長生きしてもらいたいんだよ」
「この老いぼれの老人にか?」
「年齢にも関係なしに。…ドロッチェ団は一名でもメンバーが掛けたら終わりなんだよ。特にあんたは俺らの脳(ブレーン)なんだ…ガンとかで死んだらマジでぶっ飛ばす」
「おーおー怖いこと言うなー」
「で?…やめてくれる?」
俺は自分の吸っていた煙草を、指で押しつぶす。
意外に熱くない。
「うーん…考えておく」
「そうか」
「その時はお前の酒蔵の奴、全部売ってやるからな♪」
「ぐ」
「ははは」
ドクは愉快に笑って、煙草を消す。
もしかしたら本当に煙草をやめてくれるかもしれない。
でもその時は、俺の酒類は全てパアになる。
…ぐう、あきらめが微妙につかない。
「さてと…じゃあメンバーを部屋に運ぼうぜ。きっとみんな酔って寝てる」
俺はだいぶタックルの痛み(まだ痛かった)がひいたので、テラスを跡にしようとする。
「そういえば」
「?」
ドクが唐突に話題を振ってきた。
「お前、スピンのことどう思ってる?」
「は?」
スピン?
なんで突然…?
まだ続きます(*^。^*)
ここからはかなり作者の妄想になるので注意。
ちなみに、煙草を手で押しつぶさないでください。
絶対やけどしますwww
- Re: 星のカービィ 運命の車輪 参照1000突破記念の外伝更新中 ( No.296 )
- 日時: 2011/06/06 12:00
- 名前: 満月の瞳 ◆zkm/uTCmMs (ID: A2bmpvWQ)
- 参照: http://http://www.youtube.com/watch?v
「何を突然…」
「お前、もしかしてスピンのこと好きだったりする?」
「はぁ?」
予想外。
何をいきなりそんなこと…
「どういう意味で…?」
こいつまさか本当は酔ってるのか?
「恋愛対象として」
「はいぃ?」
「そうだったりする?」
「お前…バカじゃねえのか?俺は誰一人としてそういう対象として見てないぞ?スピンは仲間として好きだ」
「本当か?」
「…何故に?」
「いや、そうかなーっておもって」
「…」
形容しがたい。
てかなぜに?
なぜにそうなる?
ごめんなさい短いですけどまだ続きますwww