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　はい、夜桜書いていこうと思います。
　
・プロローグ

　ずっと１人だった。
あの日、私の世界は崩れ、目の前が真っ暗になった。
唯一映るのは倒れこみ、苦しそうに涙を流しながら
微笑む母の姿ー。
私は１人になった。
　その時私の「心」は死んだ。


　　　あの少年に会うまで…。

ずっとあの日から楽しくもないのに笑ってきた。
自分の「心」を殺してきた。　そんな私に少年は言った。
「なんで笑っているんだ。」−と。
『バレタ』今まで作り上げてきたものが崩れ落ちた。
『バレタ』。その恐怖に駆られそうになった。…が
「…泣けば？泣きたいときは思いっきり泣けばいい。」
少年は私の過去を知っているのだろうか。だから私にー？
でもその一言で救われた。　今までガマンし続けたものが感情が
涙となってあふれ出た。


　　その時私はこの世界にもう一度、生まれた。