二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.154 )
- 日時: 2011/08/05 16:09
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
五十七話「リズムサッカー」
「みんな!ノリまくっていこうぜ!!!」
綱海がチームメイトに呼びかける
「おぉー」
「舞衣香とリカのツートップで行く」
「まかせときぃ」
「はぁい」
大海原からはじまった
「もらうっ」
舞衣香がボールを奪おうとした
「アップテンポ!8ビート!!」
その瞬間舞衣香が抜かされた
「!うそっ」
「これ以上はっザ・タワー!!!」
「アンダンテ、2ビートダウン」
タイミングをいい具合に変えられて交される
「イーグル・バスター!」
大海原の
必殺シュート
「マジン・ザ・ハンド」
円堂が止めた
「イエ--------------------イ!!!」
「え?今止められたのに?」
疑問はある
「へぇ。面白い事するわね」
「はい、音村君かなりのゲームメイクね。だけどタネが分かれば…」
そらと菜乃香が言う
そして、壁山と菜乃香が交代した
リカがボールをゴールへ
だが
「4ビート!」
奪われた
そこに菜乃香が
「2ビート!」
「(ダウンしても無駄!こっちも)」
菜乃香がボールを奪った
「なっ!」
大海原が驚く
「私、音楽の成績いいんですよ?」
菜乃香がそう言って駆け上がる
「菜乃香!」
舞衣香も走る
「「スカイ・フラワー!!!」」
「ちゃぶだいがえし!…わぁぁあぁ」
「「やったぁ♪」」
「イエ--------------イ!」
「は?」
「入っても『イエーイ』なんだ…」
呆れている
前半終了
「菜乃香、何をした?」
「ん?アレはねリズムを計ってるのよ」
「リズムを?」
「ええ。鬼道君はもう気づいていると思うけど、音村君は試合中、全ての音をリズムとしてね------」
菜乃香が説明が終わった
「そうかっ」
後半開始
雷門からのキックオフ
雷門はリズムを上手く変え試合を有利に進めている
「(…リズムかあるのは個人だけじゃない)」
音村が動いた
「うわ」
立向居が奪われた
「「クっ。気づいたか/の?」」
舞衣香と菜乃香の声がハモル
「…気づいたみたいね。このチームの弱点を」
そらが静かに言う
「え?」
「立向居君は今までGKの特訓をしていた。MFを上手くできていない」
急に大海原ペース
「16ビート!」
音村の的確な指示
だが、そんな中
「クソっ!なんでとれねぇ!!」
綱海が苛立ちを覚え始めていた
それを見た鬼道が
「(見つけたぞ。お前たちのリズムを狂わす休止符を!)」
鬼道の起点で雷門のペース
「鬼道君!ゲームメイカーは貴方だけじゃないのよ♪」
菜乃香の起点も働く
綱海がボールをとった
そこへ塔子が取りに行くが
「綱海!こっちだ」
声をかけられてそちらへパス
「ナイスだ!」
「綱海、ナイスパスだったぞ!」
「(なんだ、これ。この一体感)」
「…綱海君が何かに気づいたわね」
そらが呟く
一之瀬へのパスを綱海が
「よしっ!」
そしてそのままパス
「(これでまたリズムが変わった)」
音村は楽しそうに小さく笑った
そして、また綱海へ
「これじゃ、パスが…だったらいくしかねぇっ」
シュート体制
「ツナミ・ブースト!!!」
「マジン・ザ…(間に合わないっ!)」
円堂が無理だと思いだしたグー
だが…
「止まった」
「弾いた」
試合終了
「円堂君!」
秋が駆け寄る
「円堂さん!!」
立向居も来る
「今の、『ギュウン』ですよね!今の正義の鉄拳ですよね!?」
「そうなの?」
「いや、全然覚えてなくて」
「全然?」
「全然」
「円堂、すげぇな。今のサーファーが波に飲み込まれないようにするための動きだぜ」
そう言って綱海はその動きをしてみた
「そうか!俺、こんな動きを」
「違う!こうだ!」
「こうか!?」
「こうだ!!」
「何が違うのかな?」
「わからないよ。私たちじゃ」