二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

異世界リンク! ( No.11 )
日時: 2011/04/24 13:13
名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: CrVsa58M)

「……プーは大歓迎だけど、なんでお前までいるネ」

定春が心配だから止まると言いだした神楽にものすごい不満……というか、嫌そうな顔をされた。

「プーニカが心配だかr「流石、ロリコンアルネ」違うって言ってんだろうがァァァ!!」

プーニカの見た目のせいで、まだあまり話が進んでいないというのに、俺のキャラがロリコンで定着しつつある気がしてきた……。
俺はAカップに興味がないというのにだぞ!? なんで、案内係をもっと大人っぽい人にしてくれなかったんだッ!!

「まぁ、落ち着け。 ここは病院だぞ」

……ヅラに注意されてしまった。 あろうことか、ヅラにだ! ヅラに!
大切なことだから2回言ってみたぞ。

「そういう、お前の態度が一番落ち着いてないネ」

確かにヅラはひっきりなしに足を組みかえている。 具体的にいうと、コマドリの羽ばたきと同じくらいのスピードだ。

「違う。 これは新手のダイエットだ」
「その言い訳は無理があるネ」

全くだ。
こんなダイエットを実践できる奴はこいつくらいなものだろうし。

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……眠れない。
俺が寝ている場所は風通しが悪いため、湿度が高く蒸し暑い。
本当はもっと風通しのいい場所で寝たかったのだが、神楽に「こっちに来んなヨ。 プーと私に近づくんじゃないアルヨ」と言われてしまったため、泣く泣く劣悪な環境に身を置いているわけだ。

え? 「じゃあ、さっさと家に帰れ」だって?
帰れねぇーから困ってるんだよ……!!

ズシャアアアアアアア(←神楽が転ぶ音)

ッ!? ビ、ビックリした……。
今の音はヅラの足に神楽が引っ掛かり、転んだ音らしい。

「ヅラ、お前、どんだけ邪魔なところに寝てるアルか」

神楽がヅラに言った。
ヅラはさっきの老犬(確か……金太郎とかいう名前だった気がする)のケージにもたれかかり、足を伸ばして眠っていた。
本当にハタ迷惑な場所で寝てるな……。

「ん? いや、ちょっと寝苦しかったものでな。 ここは風通しがよくて寝やすそうだ」

むっ!? ズルイぞ!
俺も涼しいところで寝たい!!

「あ、ホントアル。 私もここにしよ」

マジか……。 そんなに風通しがいいのか……!?

「じゃあ、俺もそこd「お前は家畜小屋で充分ネ」さっきから、俺の扱い悪すぎねぇ−か!?」

特に良いことをしたわけではないが、悪いこともしてないはずなのにな……。