二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: バカとテストと召喚獣 オリジナル ( No.25 )
- 日時: 2011/08/26 21:02
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: ZqtI4eVj)
第25話
雄二「まずは皆に礼を言いたい
不可能だと言われていたにも拘わらずここまで来れたのは、他でもない皆の協力があってのことだ、感謝している」
明久「ど、どうしたの雄二?らしくないよ?」
雄二「ああ自分でもそう思う
だがこれは偽らざる俺の気持ちだ
ここまで来た以上絶対Aクラスにも勝ちたい・・・
勝って生き残るには勉強が全てじゃない現実を教師どもに突きつけるんだ!!」
「「「オォー!!!」」」
「そうだぁー!!」
「勉強だけじゃねえんだぁー!!」
みんな声を上げて言う
雄二「皆ありがとう
そして残るAクラス戦だが、これは一騎打ちの7回勝負で決着をつけることにした」
「どういうことだ?」
「誰が誰と一騎打ちするんだ?」
「それで勝てるのか?」
雄二「落ち着いてくれ、やるのは俺と翔子は確定だ
他のメンバーもほとんど決めている」
明久「そういえばなんで今回は一騎打ちにしたの?
確かに奏や姫路さんはAクラス並の実力だけど、雄二が霧島さんに勝てるの?」
雄二「明久の言うとおり翔子は強い
まともにやりあえば勝ち目はない
だから今回一騎打ちにすることにしたんだ」
和磨「何か対策があるみたいだな」
雄二「さすが黒崎だ
もちろん一騎打ちの対決のときはフィールドを限定する」
秀吉「フィールド?
何の教科でやるつもりじゃ?」
雄二「日本史だ、ただし内容は限定する
レベルは小学生程度の方式は百点満点の上限あり
召喚勝負ではなく純粋な点数勝負とする」
「日本史の小学生レベル?」
「集中力と注意力の勝負だぞ」
明久「でも同点だったらきっと延長戦だよ?
そうなるとブランクのある雄二には厳しくない?」
雄二「おいおいあまり俺を舐めるなよ?
いくらなんでもそこまで運に頼り切ったやり方を作戦と言うつもりか」
明久「??」
舞「じゃあ翔ちゃんの集中力を乱すの?
例えば試験中に告白するとか♪」
雄二「誰がするか!!
ていうか、アイツなら集中なんかしなくても小学生レベルだとなんの問題もないだろう」
舞「じゃあなんで?」
雄二「俺がこのやり方をとった理由は一つ、『ある問題』が出ればアイツは確実に間違えるからだ」
ある問題?
雄二「それは『大化の改新』だ」
明久「誰が何をしたのか説明しろとか?
そんな問題小学校でやったっけ?」
雄二「いやそんな掘り下げた問題じゃなくもっと単純な問いだ」
美波「単純っていうと何年に起きたとか?」
雄二「おっビンゴだ島田!
その年号を問う問題が出たら俺たちの勝ちだ」
そんな問題を霧島さんが間違えるのかな?
ちなみに645年だよね
雄二「大化の改新が起きたのは645年
こんな問題明久ですら間違えない」
うん、合ってた
良かった良かった
雄二「だが翔子はこれを間違える、これは確実だ
そうすれば俺たちは勝って晴れてこの教室とおさらばって寸法だ」
姫路「あの坂本君」
雄二「ん?なんだ姫路」
姫路「霧島さんとはその・・・
仲が良いんですか?」
そういや『アイツ』とか『翔子』とか呼んでたな
顔見知り?・・・まさか才色兼備の霧島さんと良い関係を?
雄二「ああ、アイツとは幼なじみだ」
須川「総員狙えー!!!」
「「「オォー!!!」」」
雄二「な、なぜ須川の号令で急に構える!?」
須川「黙れ男の敵!!
あの霧島と幼なじみとは・・・」
雄二「待て!幼なじみって言ったら明久だって千里や鴨志田と幼なじみだぞ!!」
須川「あいつも許せないが攻撃をすると千里さんに嫌われる」
雄二「便利だな明久は!」
明久「ハハハ・・・奏に感謝だね
ありがとう」
奏「い、いえ///全然///」
姫路「あの明久君」
明久「ん?何姫路さん」
姫路「吉井君は霧島さんが好みなんですか?」
明久「ん・・・まぁ美人だけど・・・
えっ!?なんで姫路さんが僕に向かって攻撃態勢を取るの!?
そして美波、卓袱台は人に向けて投げるものじゃないよ!?」
僕は少し姫路さんから距離を取る
舞「ん〜二人は少しお話が必要かな?」
和磨「明久も大変だな・・・」
舞「アキ、助太刀するよ♪」
明久「舞!でも僕はどうしたらいいかな・・・
とりあえず美波の持ってる卓袱台を壊したら良い?」
舞「うんそれで良いよ♪そしたらあとは私におまかせ♪」
僕は舞から木刀を借りると、美波に向かって走った
もちろん本気の目で
美波「えっ!?ア、アキ!?や、やめて!」
明久「はぁー!!」
僕は木刀をおもいっきり振った
すると卓袱台にひびが入った
明久「ラストー!!」
そして二発目で卓袱台は粉々に砕けた
美波「ひっ・・・」
明久「じゃああとは舞お願いね」
舞「了解♪
さあ二人は少しお話しようか♪」
美波・姫路「「は、はい・・・」」
雄二「ちょ、おい!こっちもどうにかしろ!!」
和磨「自分でなんとかしろ」
ハハハ・・・ひどいな和磨
仕方ない今日は雄二を助けてあげるか
数分後須川君たちは寝ていた
美波と姫路さんは、また跪いていた
あっ、あとで卓袱台貸してあげないと