二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 怪盗レッド*もう一つの怪盗* ( No.4 )
日時: 2011/10/27 18:29
名前: ライ ◆64PzB9jtgM (ID: B1rykyOu)

第三話

「見せてよ!」

アスカ達は自分の部屋に戻って、会議(?)をしていた。

「うるさい…ちゃんと見せるから…」

そう言ってケイは青い封筒を開け、中身を渡してきた。

「何これ?」

「怪盗ブルーの予告…じゃなくて…挑戦状…」

呆れた顔でケイは言った。

「ふ〜ん…。」


中身は次のように書いてあった。

 『 怪盗レッドへ 
 
  こんにちわ。俺達はお前達と一緒の怪盗、

  一度顔合わせがしたくなり、この手紙を書くことにした。

  一週間後、月曜日に藍海水族館の宝を救いに行く、

  そこに来るんだな。

  同じ怪盗として来れなかったら恥じをかくことになる。


              怪盗ブルーより 』


「月曜日かぁ…どうするの?ケイは」

アスカはチラッとケイの方を向いた。

「かまわない…面白くなりそうだ…」

「へぇ珍しいね。ケイがそんな事言うなんて」

アスカは心底意外という顔でケイを見た。きっと仕事モードに入ったのだろう。

「別にいいだろ?…アスカは月曜日までに体を鍛えて…」

「分かってる。任せなさい!」

アスカが笑うとケイも少し微笑んで、

「情報収集はまかせろ…」

「じゃあ私はお父さんと道場に行ってくるからね!」

そう言っってアスカは部屋を飛び出して行った。

ケイは、

「月曜日が楽しみだな…」

そう呟いてパソコンに集中した。