二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:座右の銘は平々凡々【テニスの王子様】 ( No.3 )
日時: 2011/12/25 17:39
名前: すもーるしゅがー (ID: xqGPflk1)


がやがや


『うちのクラスどこだろ…』



今日は新入生にとっては入学式。

私、藤巻彩…14歳


この学校にきて3年目の春。



ただいま、クラス表を見るの苦戦中…;



『はぁ…とりあえずクラスに、テニス部がいなければいいんだよなぁ…。』


「彩ー!!!」

『あっ、里麻ちゃんっ』

「クラス表見てきたよ〜!!!」

『ありがと!!…どーだった??』
テニス部と一緒じゃなければいいんだけど…


「えっ…あー…く、クラス残念ながら一緒じゃなかったよー…残念残念。」

『えー…残念…、って里麻ちゃん…そうじゃなくてさ……』




「あー…うんうん。彩、君はこの2年間。無事、テニス部と同じクラスじゃなかったよね」

『え、うん。』

「非常に言いにくいんだけどさ、…」


………………まさか?

「部長の幸村と同じクラスだわ☆」





『え』




「ドンマイ☆」


う……うちの学園生活が…最後の中学校生活がぁ…

『嘘d「本当」……。』



『里麻ちゃんは?』


「え、うち?うちは…B組だよ…」

『近いっ!!!』

良かったぁ…クラス違うのは心の底から残念だったけど…。

『…てか、ど、どうしてそんなに暗いの?』


「…仁王雅治と丸井ブン太と同じクラス……。」

『レギュラーたちじゃないですか?!』


なに今日うち占い悪かったけ。…悪かったかも…。






桜が舞う、出会いと別れの季節




周りは


テニス部と同じクラスで喜ぶ奴、叫ぶ奴、照れる奴……面々がいる。





そんな中……立ち尽くす私達は3度目の春を恨むばかりだった…、





第一話『立ち尽くす奴ら。』