二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 座右の銘は平々凡々【テニスの王子様】 ( No.5 )
日時: 2011/12/25 18:49
名前: すもーるしゅがー (ID: xqGPflk1)



キーンコーンカーンコーン…



先「よし、それではSHRをはじめる。そうだな…号令は1番の相沢。」

「はい。起立」



ガタっ がたっ



「気をつけー、れー」

「「「「おねがいしまーす」」」」



はぁ…はじまってしまった……3年生…地獄すぎる…。


とりあえず女の子の隣は確保した。無事に。


けど、この子、正直言って……




臭い。




『…はぁ』

まさかファンクラブの子とは…。ケバイし…。


早く席替えしたいなぁ…。



先「自己紹介の前に席替えするぞー」


せ…せんせぇぇぇええええええ

ごめんねぇ先生…いままでゴリ男とか言って…

あんたはいい奴だったよ!!


先「よーしじゃぁ、出席番号順にクジをひけ!」


ふーんふふーん♪


先「次は藤崎ー」



えーっとうちはぁ…

やった!!端の窓際だぁ!!


こっそり本を読める♪


隣は男子っぽいけど大丈夫だよねうん。


先「よーし席を移動しろー」




わー校庭もめっちゃ見えるー


『ふぅ…』

お隣は誰だろう…?



あ…あいつはあの男子テニス部の部長の幸村精市…

席近くないといいなぁー…


「あれ?ふーちゃん?」

この声は…

『さーさんだぁ!!』


この子は佐巻優美 通称さーさん

テニス部のファンクラブの確か…二年生の子のリーダーで
里麻ちゃんが入ってる女バスの部長さん。

ファンクラブの子は苦手…だけど、さーさんはとってもいい子だから
ファンクラブの子とは思えないんだよね…。

『さーさん、同じクラスだったんだぁ』

「席も近いね!!」

『えへへ…良かったぁ^^』

「〜っ!!本当にふーちゃんは可愛いね!!」

『さーさんの方が可愛いよっ』


良かったぁ、前の席がさーさんで…。

ガタッ

あ、隣の人が来たのかな…?



くるっ

『隣の席の藤m………………???!!!!』

「はじめまして。藤巻さん、」


まさか……まさか…まさか、まさか?!


「隣の席の、」



嘘でしょ、嘘。嘘。



「…幸村、です。」





『………………』





第二話『隣は魔王』