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街明かり華やか　焼き晴らした様な舞台フィールド

紅色の午後六時　全てが急速に変わる。


仲間を賭けた試合で　私達は敗北を覚えた

全てがそう嘘なら　本当に良かったのにね。


君に突き飛ばされる夢が今　現実になった夕暮れ時

君の綺麗な瞳が染まるのを　泣き出しそうな眼で視ていた


壊れた空がもう　戻らないとしても　私は取り戻す

「サッカーで人が殺せるんだぜ？」

何回殺され様とも　何回死のうとも　また君と

笑ってサッカー出来る様な気がして



突然変わった日常　今日も人が血を吹いてる。

叫びたい。あ、空が硝子張りのピアノに映る


水底で息が切れる　酸素が欲しいよ早く

融ける様に少しずつ　少しずつ死んでゆく世界


君に突き落とされる夢を視た。　花壇の花が空を舞うの

君の冷え切った眼を眺めるのも　どんなに辛いかもう分からない


引き千切った胸の石。　此れで全部終わる

だけど現実はそんなに甘くない

やっと出た涙の色は、少し黒味掛かっていて

目の前の彼の瞳と同じ色を宿していた



鉄塔から　眺める夕日の紅さとか

河川敷から　眺める空の蒼さが死んだ瞳に反響する


Happily she didn't die.　生かされた命の意味

Happily she didn't die.　漸く判ったその意思


誰も皆消えてく夢を視た　死んだ魚の先の人魚と水葬

彼が助けを求めているとなら　ほらやっぱり意思は変わらない———————。

Are————。



ボロボロに傷付いた身体　ズタ裂きな心

全て繋げる　あの馬鹿達を助ける為に

壊れた花がもう戻らないとしても　私は彼らを取り戻す

だから　また皆で笑ってサッカーしよう。

きっと　そんな　世界だ






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にじファンの方で書かせて頂いている闇落ち連載の情景を書いてみました。炉心融解です。
いやあ、神曲ですよね。大好きですｗ

ヒロインと、歌詞中に出て来る「君」なんかは、円堂だと思って下さい。