二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ととモノ。】鬼畜生徒のテキスト ( No.7 )
日時: 2012/01/22 03:13
名前: 獅子桜 俺 ◆zuYkW5SYP6 (ID: DDShUS1b)

【四時限目 危険が迫っているようです。】
〜始原の森・最奥部〜
「……」

種族『ディアボロス』の男は、この『始原の森』の『バドネーク』という魔物の目の前に居た。

「グエェエェェエエエエエエッ!」
「……」

男は一歩も動かず、ただ、吼えるバドネークの前に突っ立っているだけである。

「グエエエエエエエェェェェエエッ!」

バドネークは、その男に向けて突進攻撃を行った、直後。

「……『反乱』」

……男の周りは、全てが『影』へとなった……。——

〜モーディアル学園・校門〜
「ここにもう1人居るってワケか」
「ああ、そうだ」

クレーエパーティに(仮)入団したゼロムは、クレーエ、シスルと話していた。

「さて……お〜「ここに居るでござる」うぉあっ!?」

クレーエが呼び出す直前に、草が種族『フェルパー』の男になった。

「む? そこのバハムーンは……?」
「俺はゼロム。 まあ、クレーエが土下座して靴舐めて懇願したから優しく、取り敢えず、力を貸す事にした聖母も吃驚な聖者だ」
「俺そんなことしてねぇっ!」
「……クレーエ……」
「イヅナもその目止めろ! マジでやってねぇからなっ?!」
「べ、別に靴を舐めさせたいなんて思ってないんだからねっ!」
「お前に関しちゃ絶対内心黒いこと考えてただろ?! つか、あの場に居ただろっ!」

3人の優しい視線に、クレーエの心が限界近くまできた。

「んで、俺等がクリアしねぇといけねぇ課題は?」
「『モーディアル学園近くの〈始原の森〉最奥部の〈バドネーク〉を倒し、証拠となるものを取ってこい』だってさ」
「バドネーク? ……ああ、彼奴か」

ゼロムはまるでバドネークを知っているかのような口振りだった。

「ゼロム、お主、知ってるのか?」
「いや、知ってるも何も……



            彼奴の群れから2、3匹片付けちったし?」
「「「……ゑ?」」

ゼロム以外のメンバーは全員、凍り付いた……。——

〜始原の森?〜
「……」

男はただ、『黒く染まった』空を見上げ、呟いた。

「……貴様だけは、我の手で消すぞ……」

「……ゼロム」

そして男は、己の……



           『蛇』が集合した右腕を見た……——