二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGO 足を失った姫 第2話更新! ( No.125 )
- 日時: 2012/08/09 22:15
- 名前: 姫佳 (ID: /LylQYeE)
- 参照: 今週の土・日は部活仲間とお祭りに行くぜ!!
第3話「病院での出会い」
輝姫「うわぁ…!!大きな病院…!!」
ティアラ「ここ『稲妻総合病院』は、この辺りで一番大きな病院なんだ!」
マーク「家からも近いし、便利なんだ。」
病院内はとても混んでいた。
輝姫「ティアラ姉、外で待ってても良い?」
ティアラ「良いよ。順番がきたら、スカイが呼びに行くからね。」
輝姫は外に出た。
輝姫「風が涼しいね、リュミ。」
リュミ「コンッ♪」
その時、車椅子に何かが当たる音がした。
輝姫「サッカーボール…。誰のだろう?」
?「ごめん!!それ、僕のなんだ!!」
声がした方を振り向くと、オレンジ色の髪をした輝姫と同い年くらいの少年がいた。
?「取ってくれてありがとう!!…わぁ!!この子、もしかしてフェネック?」
輝姫「は、はい…。」
?「やっぱり!!僕、本物初めて見た!!触ってもいい?」
輝姫「ど、どうぞ。」
少年はリュミを優しく撫でた。
?「綺麗な毛並みだね!君が飼ってるの?」
輝姫「は、はい…。」
リュミ「コンッ!」
?「鳴き声も可愛い!!…そういえば君、この辺りで見かけないけど…、」
輝姫「き、今日、引っ越してきたんです。」
?「そうだったんだ!あっ、僕『雨宮太陽』!!君は?」
輝姫「わ、私は白炎輝姫です。この子はリュミって言います。」
太陽「輝姫とリュミだね!輝姫は何歳?どこの中学?」
輝姫「13歳の中1です。学校は…、まだ決まってません。」
太陽「じゃあ、僕と同い年だ!同い年なら敬語使わなくてもいいのに。」
輝姫「そ、そうだね!雨宮君はここに入院してるの?」
太陽「うん、検査入院だけどね。それと、太陽で良いよ。」
輝姫「分かった!」
その時、スカイが輝姫の肩に止まった。
輝姫「スカイ!」
太陽「輝姫の鳩?」
輝姫「ううん、この子は違うの。それじゃあ私、そろそろ診察に行かなきゃ。」
リュミ「コン…。」
その時、リュミが寂しそうに鳴いた。
太陽「…良かったら、リュミ見てようか?」
輝姫「えっ?!良いの?!」
太陽「うん!僕もリュミと遊びたいし!!」
輝姫「じゃあ、お願いね!!」
輝姫は車椅子を押して病院に向かった。その時、ゴンッという音がした。どうやら、輝姫が扉にぶつかったようだ。
輝姫「いたた…><」
太陽「Σ輝姫?!大丈夫?!;」
輝姫「へ、平気平気…。慣れてるから。」
輝姫は救急セットから湿布を取り出しておでこに貼り、中に入った。
輝姫「ティアラ姉!マークさん!お待たせ!」
マーク「輝姫…、そのおでこ、どうしたんだ?;」
輝姫「ちょっと、そこでぶつけちゃって…^^;」
ティアラ「輝姫、相変わらずドジだな〜。」
〜診察室〜
担当は女医さんだった。
先生「これは…、足が完全に動かなくなってるわね…。」
輝姫はベッドに寝そべってた状態で診察を受けていた。
先生「今のところ異常ないけど…、こんなタイプの怪我は初めて見るわ。何か遭ってからじゃ遅いから、毎日診せに来て。」
輝姫「つまり…、通院ってことですか?」
先生「えぇ。」
輝姫「分かりました。」
先生「診察は以上よ。」
輝姫「ありがとうございました。」
ティアラ「輝姫、私達、先生と少し話したいことがあるから、外で待っててくれる?」
輝姫「は〜い。」
輝姫は外に出た。
先生「レントゲンを撮って分かったんだけど…、あの子の体に無数の傷があったの。」
ティアラ・マーク「「!!」」
先生「あの子にも訊いてみたんだけど『ドジだから、何回もぶつけちゃったんです』と言っていたわ。でも、明らかにぶつけたような傷ではなかった。貴方達、何か知らない?」
ティアラ「いえ…。本当はあの子、ドイツの家庭で育ったんです。私達、輝姫とはとあるパーティーで知り合ったんですけど…、その頃から様子は変でした。何というか…、眼に光が無かったんです。」
先生「そう…。」
輝姫「太陽!リュミ!お待たせ!」
輝姫が来た時、リュミはサッカーボールで遊んでいた。
太陽「輝姫!診察、どうだった?」
輝姫「今のところ、異常はないって!でも、今までにないタイプの怪我だから、毎日通院することになっちゃって。」
太陽「そうなんだ…。」
リュミ「コンッ!」
輝姫「フフッ。リュミ、サッカーボールが気に入ったみたい。」
太陽「輝姫はサッカー好き?」
輝姫「うん!!超大好き!!サッカーオタクって言われるくらいww」
太陽「僕もなんだ!!今、『ホーリーロード』やってるよね!!」
輝姫「ホーリーロード?」
太陽「知らないの?中学サッカーの大会だよ!もうすぐ全国大会が始まるんだ!」
輝姫「ふ〜ん…。…今の中学サッカーは興味ないんだ。」
太陽「どうして?」
輝姫「…なんで理由言わなきゃのいけないの?別にいいじゃん、興味ないものはないんだから。」
ティアラ「輝姫!!そろそろ帰るよ!!」
輝姫「…リュミ、行くよ。」
リュミは輝姫の肩に飛び乗った。
輝姫「…それじゃあね。」
太陽「あっ、うん!またね!」
輝姫はティアラ達と帰っていった。
***
姫佳「や〜っと太陽出せた!!」
輝姫「遅いよ〜!!」
姫佳「ごめんごめん^^;でも、太陽カッコいいよね!!初めて見た瞬間、イナゴ編の主人公の相手役、この子にしよう!!って即決めたもんw」
太陽「ところで、輝姫の学校決めなくていいの?」
姫佳「それは次回決まります!!…ぶっちゃけ、太陽と絡ませる為に怪我をさせt((蹴by太陽」
輝姫「そ、それじゃあコメント待ってます!!」