二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

♯続き ( No.3 )
日時: 2012/08/31 12:53
名前: 黒狼架蒼月 (ID: DkN/A4kL)
参照: 懲りずにまたまた作成しちまったよ俺…orz

*月×日 (oijfdjoore)曜日
〝今日はゼクロの力をはかる為随分前に白竜という選手が使っていたという特訓用の空間に連れて行った。
速度が早いボールを数発撃ってみれば鋭い反射神経でボールをけり返した。しかも一個たりとも外さなかったので此れは驚いた。
今度は私が開発した戦闘機とサッカーバトルさせてみた。戦闘機のレベルは自由に上げ下げ出来る機能が付いているので先ずはレベル4に上げてみた。因みにレベルを上げれば上げるほどラフプレーが凄まじくなる。
だがそれに臆する事無くゼクロは難なくかわしながら相手のゴールに入れた。
では此れは如何だ?最高レベル50に上げれば戦闘機は御構い無しに手も使いながら妨げようとするが、ゼクロはボールを戦闘機の身体と共に蹴り込み再びシュートを決めた。
この場面で分かった事、相手にボールを奪われそうな時ゼクロは相手にダメージを負わす傾向がある。此れなら、ゼクロのプレーならフィフスに逆らえなくなる恐怖を植えつけられるかもしれない。
あともう一つ分かった事は、状況によって瞳の色が変わる事だ。
DF(ボールを強奪)の時は瞳の色はアップルグリーン(『霧野蘭丸』のDNA)と菖蒲色(元シード『龍崎皇児』のDNA)になる。
MF(ボールキープ時又はシュート)の時は赤橙(『神童拓人』のDNA)と浅葱色(『一乃七助』のDNA)。
そしてFW(シュート)の時はコバルトグリーン(『雨宮太陽』のDNA)とピーコックブルー(『雪村豹牙』のDNA)になる。
DNAだ。恐らくゼクロに注いできた優れた選手のDNAが影響しているに違いない。
瞳の色が変わる時能力も変化する…面白い反応じゃないか〟

*月×日 (gvuonludosdrurog)曜日
〝ゼクロの最終仕上げだ。
優れし選手のDNAが足りていないか確認し、数日前『研崎』に貰った謎の石を液体状に変化させゼクロに飲ませた。
漸く完成したんだ。フィフスセクター最終兵器が…。
此れで聖帝の望みを叶えられる…!〟



「…此れで全部か」
「円堂君、僕は今直ぐ白恋に戻って皆に知らせてくるッ!」
「、分かった。 …気を付けろよ吹雪」
「円堂君も気を付けてね、あんまり無茶しちゃ駄目だよ?」
「平気だってッ! 俺、皆を護りたいからさ…護るためなら俺は危険な目に遭ってでも護ってやるさッ!」
「フッ、円堂らしいな。 吹雪、俺も此処に残る。不動と壁山は稲妻町に戻ってくれ」
『あぁ/分かったッス!』
「それじゃあ頼んだぞ」

気絶した研究員を押し退け出て行く吹雪達を見送る円堂。
風丸は気絶していないもう一人の研究員に情報を聞き出していた。

「皆、無事でいてくれよ…」

円堂はそう心から祈った。皆の傍にいてやれない事を悔みながら。




another title/[傍にいてやれない分頑張るしかない]