二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: バカと最恐と召喚獣 ( No.17 )
- 日時: 2012/09/29 10:10
- 名前: ゆう (ID: E4SfFOIY)
「ーなんじゃないよ」
「たく、便所行ってると思ったら何話してんだ?」
明久たちが階段付近で思ったとおり会話くていたため、中に入らせてもらった
「大道か。何しに来たんだ?」
「へっ。そんぐらい見なくても坂本ならわかんだろ?」
「愚問だったな」
「えっ、なに?どういうこと?」
今だに理解出来てない明久。幼なじみの考えることぐらい分かっとけっての
「俺が楽しそうなこと見逃すとでも思ってんのか?」
「……見のがさないね」
「そういうことだ。で、二人は何話してたんだ?」
「それは「バカ久がAクラス相手に試召戦争をやらないかだとさ。今更、そんなこと興味ないコイツがやろうだなんて言ったもんだから、あらかた姫路の為かと」…」
「確かに姫路の為には当たってるが、別に姫路の体調を考えてだろうさ。明久は姫路が好きって感じじゃねえからな」
「そうだよ!僕はただクラスメイトのためを思って!」
「あー、わかったわかった。別に俺も仕掛けようと考えてたしな」
「えっ」
「俺は学力だけが全てじゃないって証明したくてな」
バカだろ
「はぁ、坂本。自分の言ったこと思い出してみろ」
学力が全てじゃないことを証明するんだったら、姫路は使わずにやらないといけない。多分、そのことが頭から抜けているはずだ
「学力だけが全てじゃな……」
ようやく気づいたのか舌打ちをする坂本
「ようやく分かったか。坂本はどうせ姫路を使おうとしたんだろ?その時点でアウトだ」
「え、どういうこと?」
「つまり、大道は学力だけが全てじゃないと俺が言ったことに対して矛盾があると言ってんだ。学年次席の姫路、保健体育学年No.1の康太。それに数学ならBクラス並の島田に世界史なら学年TOP5に入れてなおかつ統率力のある須川。こいつらをもし使ったのなら俺の言ったのとは明らかにくい違いが起こってるんだ」
「そういうことか。でもどうすればいいの?」
「つまりあいつらを使わないで、なおかつ代表どうしが戦うように仕向けさせりゃいいことだろ。ならこういうのはどうだ?」
作戦を二人に伝える。ときおり、ニヤニヤと笑ったりもしたが
「よし、それでいくか」
「うん。それなら成功するよ!」
「じゃ、早く戻るぞ」
小走りで教室に戻る。そんな中、俺は呟いた
「勉強しかとりえのねぇ奴等にバカの恐ろしさを叩き込んでやろうじゃねえか」