二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー^^
- 日時: 2010/09/12 13:00
- 名前: 亮 (ID: TtH9.zpr)
- 参照: http://pv6pvnewspv6pv.blog102.fc2.com/blog-entry-2079.html
亮です、こんにちは!
テスト終わりましたv
全然ダメでしたね☆
え? ダンジョキョウドウサンカクシャカイキホンホウ? 初めて聞きました☆^^☆
そんなこんなで、こっちの更新も始めるんで!
改めまして、よろしくです。
続くかどうかは分かりませんが、バトテニ小説を書こうと思います。
どうか見守ってくださいッッ
ご意見・ご感想お待ちしてます
会いたい、これからも一緒にいたい。
でも「サヨナラ」
これからは、自分の道を歩いて。
【イメージソング】 ht*tp://pv6pvnewspv6pv.blog102.fc2.com/blog-entry-2079.html
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- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー^^ ( No.918 )
- 日時: 2010/09/25 22:49
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
AnoTheRStoRy ————It waits, and my it is lover and it is good match.
おまたせ、俺の———— 002
10年という月日は、流れるように過ぎていった。
そこで得るモノはなく、失ったモノばかりが恋しくて。
いつでも、彼女の面影を捜して、ライバルの活躍を眺めていた。
———俺も、そこへいた筈なのに。
そんな、悔し涙を、流しながら。
『続いて、スポーツニュースです』
キャスターが少しだけ嬉しそうに声のトーンを上げ、そう言った。
『本日の全国テニス選手権、優勝者はなんと、初登場の大学生、遠山金太郎さんです』
身体が、全身でその名前に反応した。
「遠、山・・・・・・??」
画面に映るのは、紛れもなく、そいつだった。
背は高くなって、大人な顔立ちになってはいるが——、間違いなくあの遠山金太郎だった。
“コシマエー!!しょーぶや、勝負!!”
「やるじゃん、」
微笑んだつもりだった。
顔の筋肉を無理矢理上げて、微笑んだつもりだった。
だけど、一緒にテレビを見ていた桃城は振り返って、切なく眉を歪め、
「悔しいなぁ、悔しーよ」
そう呟いた。
———あぁ、俺、笑えてないんだ。
戻りたい、あの歓声の中へ。
戻りたい、あの熱い戦いの中へ。
戻りたい、あのコートの中へ。
戻りたい——————————————、
彼女の、元へ。
「お前、この間、俺に“此処へ来るべきじゃなかった”って、言ったよな」
桃城は、背を向けたまま言った。
「それは、越前。お前自身にも、言ったんじゃねぇのか??」
桃城に続いて、手塚が言う。
「戻れ、お前の在るべき場所に」
———————
そして、越前リョーマは今に至る。
「久しぶり、だな」
戻ってきてすぐに大阪へ行って、中々忙しかった。
こうして落ち着いて考え事が出来るのは、何時以来だろうか。
今リョーマは、自分の家の前にいる。
「こーいう時、真っ先に会いに行ければいいんだけどね、桃先輩みたいに」
独り言を、ぽつん、と呟く。
「アイツを越えてからでも、遅くはないか・・・・・・」
扉を開ける、手が震える。
懐かしい感覚だった。
10年ぶりの、感覚。
10年ぶりの————————————、家族。
「リョーマ、さん、」
あぁ、まだうちにいたんだ。
「久しぶり」
それだけリョーマが言うと、奈々子は泣き崩れる。
それからは情緒不安定で、急にリョーマを抱きしめたかと思えばまた泣いて、今度は怒る。
「帰ってきてくれてありがとう」
「大変だったでしょう??辛かったでしょう??」
「怪我とか、してない??」
「でも、どうして連絡くれなかったの!!」
そんなのを、玄関先で何度も繰り返された。
不思議と、嫌じゃなかった。
「・・・・・・、親父は寺??」
リョーマは、冷静な声で呟く。
「いえ、いますよ、中に」
奈々子は、“さぁ、入って”と手招きした。
——会うんだ、親父に。
俺は、越える。
俺の壁を、越えて、今度こそ彼女の元へ。
縁側に腰掛けた越前南次郎は、リョーマに背を向けていた。
「おじさま!!リョーマさんが、リョーマさんが帰ってきたんですよ!!」
奈々子のそんな声を聞いても、南次郎は振り向かない。
リョーマの足音だけを、静かに聞いていた。
そして、リョーマが部屋に入ったのを感じたとき。
「殺せよ、リョーマ」
耳を疑う、発言。
「俺は、お前が消えた日から・・・・・・、なんとなく、感じちゃいたんだ」
リョーマは返事をせず、南次郎の言葉に耳を傾けた。
「お前が、何時の日かちょっこり帰って来るのをな」
「へぇ、そりゃどうも」
リョーマはあえて素っ気ない返事をした。
南次郎は肩で笑う。
その背中は、昔よりも小さく見えた。
「だから・・・・・・、」
「覚悟は出来てんだ。お前に、息子に殺される、覚悟はな」
奈々子の啜り泣く声が、廊下から聞こえた。
リョーマは、ニヤリ、と口を歪めていた。
「んじゃ、遠慮なく」
南次郎の肩が揺れたのを、リョーマは見た。
———覚悟なんて、出来てないじゃん
「行くよ」
それだけ言うと、リョーマは部屋を出る。
南次郎は疑問に想い、思わず振り返った。
そこには、
生意気に、それでいて楽しそうに笑う、あの日のリョーマがいた。
「此処じゃないでしょ、アンタの墓場は」
リョーマの右手にはテニスボール、そして———、左手には、
テニスラケットが在った。
「テニスコート。そこで、サムライ南次郎には死んで貰うよ」
さぁ、親父。
真剣勝負だ。
——————
“腕上げたな、リョーマ”
“親父が落ちたんじゃないの??”
“言うねぇ、”
“言いたいことあんなら、はっきり言えば”
“リョーマ、アメリカへ行け”
アメリカへ、ライバルの元へ—————
「そうしたいけど、ちょっと無理」
リョーマは困ったように微笑む。
「?? 何でだよ、世界の舞台に、行って来いよ」
「だから、今は無理」
リョーマはテニスバックを肩に掛ける。
「待たせてる奴が、いるんだよね」
——————
舞い降りてきた天使は、桜の中に佇んでいた。
長い長い、その髪は風に靡いた。
「竜崎、」
ああ、もう1度、この名を呼べるなんて。
「え??」
もう1度、キミが。
「リョーマ、くん・・・・・・?!」
俺の声で振り返り、俺の名を口にするなんて。
嬉しいとか、愛しいとか、そんな言葉に当てはまる感情じゃない。
———俺、まだ夢みてんのかな、
キミが居る、隣にいる、夢。
それは現実となって、この手に戻ってきた。
「おまたせ」
天使は頬を涙でぬらし、そして精一杯微笑んだ。
「おかえり、おかえりなさい、リョーマくん・・・・・・っ!!」
待たせすぎ、だとか、何処へ行っていたのとか、そんな愚問を彼女が口にすることはなかった。
彼女は俺を、責めることなく。
ただただ、
“帰ってきてくれてありがとう”、と呟いた。
「これ、読んでくれる??」
「何、」
束になった封筒が、手渡される。
全てに、“越前リョーマ様”と書かれていた。
同じ、字で。
同じように。
「俺、に・・・・・・??」
そう尋ねると、照れくさそうに笑う。
「リョーマくん、きっとすぐにまた行っちゃうでしょ??でもね、こうして手紙、書くから」
「竜崎・・・・・・」
「アメリカへ、行くんでしょう??遠山くんが、きっと待ってる」
言葉が、出なかった。
彼女は10年間、こうして俺を待ち続けていたんだ。
手紙は重かった。
優しさと悲しさと、沢山で、重かった。
「ごめん、」
あの日以来、乾ききっていた心が、瞳が、潤っていく。
「ありがとう」
待っていて、くれて。
——————
『さぁ、全米テニス大会、決勝戦です!!なんと、日本人対決!!』
太陽が、照りつける。
また此処に、来られた。
『遠山金太郎vs—————————』
あの日の、続きをしよう。
『越前リョーマ!!』
金太郎は目を見開く。
同姓同名??、そんな事を考えたが、すぐに状況を理解する。
「おまたせ、」
おまたせ、俺の大切な人たち。
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー^^ ( No.920 )
- 日時: 2010/10/03 18:45
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 目の前が勉強と試験と、そして、貴男との未来。かもね
>皆様
忘れてた!!
だいぶ前に、保留取りました^^
番外編【AnoTheRStoRy ————It waits, and my it is lover and it is good match.
】
リョーマ主人公です。
はい、すんまそん、私は詰め込みすぎ男です。
南次郎さんとの事とか、桜乃ちゃんとの関係とか、金ちゃんとの対決とかぁぁぁぁ!!!
さすが主人公、たくさん書きたいことありました。
そんで、詰め込みました。
私は馬鹿です。
グダグダ万歳じゃー!!!!
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー^^ ( No.921 )
- 日時: 2010/10/03 20:04
- 名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: HnQQx7lG)
- 参照: 例エ、君ガ見テイナクテモ。
ずっと前から、保留取りに気付いていたうっさー←
うん、若干、泣けてさ。
なんて言っていいのか分かんなかった。
やっぱ、リョーマ、好きだvv
ツンぐあいがたまんn((蹴
>亮
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー^^ ( No.922 )
- 日時: 2010/10/08 22:04
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: ちょっと話さない間に、なんだか知らない人みたいになってた。
>うっさー
マジかww
ずっと忘れてたスレ主w
泣けた?!
それは嬉しいー^^
詰め込みすぎてどうしようって思ってたw
やっぱリョーマくんだよねvv
たまに、戻って来たくなるんだよね、主人公に^^
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー^^ ( No.923 )
- 日時: 2010/10/17 17:25
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 12月の北風に紛れて、春風が舞い込んだ。
AnoTheRStoRy ————You formal.
他人行儀なキミ。—————————
「白石さん」
ニコリ。
彼女は相変わらず、作ったような微笑みを浮かべて、いつもと同じように自分に声を掛ける。
「おぅ、香澄。お早う」
「お早うございます」
かく言う自分も、いつもと同じ挨拶を口にした。
後ろからやって来た香澄は、トテトテと歩いて、同じ高校の制服を纏った白石の隣へ来る。
これも、いつもの光景。
「今日も寒いですねー、息真っ白です」
「せやなぁ、今日は中練習になるかなぁ」
「冬はそればっかりやね」
白石の隣を歩く、1人の少女———、一ノ瀬香澄。
彼女が此処大阪に来て、早3回目の冬。
白石は高校2年、香澄は1年。
ただ、登校を共にして昼食も一緒に食べ、部活終了後同じ帰路につく。
香澄が大阪に来た頃と、同じ毎日。
年の差が埋まることは無く、香澄の白石へ対する態度も変わらない。
ただ通う場所と、香澄の口調が大阪弁になっただけだ。
こうして、今日もうっすらと雪の積もる道を、2人で歩く。
その手は、寒々と別々の動きをしていた。
「こんな日は金ちゃんが練習嫌がって大変やったなぁ、そういえば」
香澄は微笑みながら言う。
「そやなぁ、何回言っても聞かへんねん。財前も苦労してたろ」
「まぁ、毒手もなかったから」
他愛のない会話は、途切れることなく進む。
「来年のこの時期には、またそんな風になるんですかね??」
「せやなぁ、そうやとええなって、俺は思うで」
香澄は、所々に敬語を織り交ぜながら言葉を紡ぐ。
彼女が敬語を口にする度、白石は少しだけ顔を曇らせた。
そんな彼の心中に、香澄が気がつくはずもなく。
「そうですね」
今日も変わらず、言葉を紡ぐ。
——————
「まぁた、香澄と何かあったんか??」
半ば呆れたような口調で、忍足謙也は言う。
「“また”ってなんやねん、またって」
「いつものことやろ、白石が物思いにふけっとるときは、たいてい香澄や」
「・・・・・・、馬鹿にしてるやろ」
白石は、大きくため息をつく。
保留
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