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【REBORN】 大空の覚悟 【未来編】
日時: 2010/06/27 23:15
名前: 銀翼 (ID: GaAjSNci)

 クリックありがとうございます!
あ、戻る押さないでくださいよっ!!汗))

目次:
 >>1 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12 >>15 >>22 >>26 >>27 ・・・修行編

>>28 >>32 >>35 >>39 >>44 >>47 >>49 >>52 >>56 >>57 >>60 >>61 ・・・イタリア編

>>67 〜・・・未来編


オリキャラ紹介:

   細波恭平 サザナミ キョウヘイ
性別:男
年齢:16歳
所属:シエロファミリー大空の守護者(6代目)
属性:大空
武器:弓矢
 匣:大空狐
容姿:濃い緑色の雲雀ぐらいの長さの髪。よく灰色のパーカーの下に黒いトレーナーを着ている。青色の瞳を持っている。
 他:冷静沈着な若きボス。なぜかボンゴレの歴史を詳しくしっている・・・?

 森寺 水世 モリデラ ミナセ
性別:女
年齢:18歳
所属:シエロファミリー雨の守護者(6代目)
属性:雨
武器:扇子
 匣:雨トビウオ
容姿:黒く長いポニーテイル。着物のような青い戦闘服をいつも来ている。瞳は黒。
 他:年下のボスに対して少し過保護。穏やかな性格。

  九条 里純 クジョウ リズミ
性別:男
年齢:15歳
所属:シエロファミリー嵐の守護者(6代目)
属性:嵐
武器:腕輪
 匣:嵐ハヤブサ
容姿:茶髪の真ん中分け。いつも眠そうな顔をしていて、眼鏡をかけている。シワだらけのYシャツにスーツの上着を肩にかけている。瞳は緑色。
 他:いつもノートパソコンを持ち歩いてるネットオタク。獄寺家主催のパーティーの常連だった。

  野上渚 ノガミ ナギサ
性別:男
年齢:16歳
所属:シエロファミリー霧の守護者(6代目)
属性:霧
武器:一叉槍
 匣:霧白鳥
容姿:金髪の天パ。膝ぐらいまである長い丈の羽パーカーコートの下には白いTシャツを来ている。瞳は黄色
 他:冷え性な為、夏でも長袖を着ている。ファミリーの皆からは「ナギ」と呼ばれている。

 逢澤 蒼羅 アイザワ ソラ
性別:女
年齢:13歳
所属:シエロファミリー晴の守護者(6代目)
属性:晴
武器:杖
 匣:晴ウサギ
容姿:青い髪。ユニのように細くて長いポニーテイル。フードがついた白いマントを羽織っていて、黒いインナーとショートパンツ。紫のロングブーツを履いている。瞳は青色。
 他:笑顔が可愛い少女。優しく、気が効く。

 近江 久臣 オウミ ヒサオミ
性別:男
年齢:18歳
所属:シエロファミリー雷の守護者(6代目)
属性:雷
武器:グローブ
 匣:雷ナマズ
容姿:金髪で黄色いニット帽を常備。もちろん瞳も黄色。黒スーツの下に黒のセーターを来ている。
 他:気まぐれ。イタリア人とのクオーター

 逢賀 行正 アイガ ユキマサ
性別:男
年齢:16歳
所属:シエロファミリー雲の守護者(6代目)
属性:雲、霧
武器:剣
 匣:雲猫・霧ペンギン
容姿:銀髪のミディアム。緑の瞳。右腕には包帯が巻かれている。
 他:復讐者の牢獄の囚人。骸同様光も音も届かない最下層の水槽に捕らわれている。調子が悪いと、1分も外にいられない。

  ディア・リックテイル
性別:男
年齢:不明
所属:シエロファミリー大空の守護者(1代目)
属性:大空
武器:鞭
 匣:不明
容姿:茶髪でボンゴレⅠ世のような髪。黒いマントをはおっていて、凛々しい感じ。オレンジの瞳。
 他:シエロファミリーの創始者。ボンゴレⅠ世の盟友。不老不死体質。引退後、日本に渡り、“細波日永”と改名。ひい孫の恭平へ脳移植した。

>>17 鳥居皇子/みちる君
>>24 紅凛/紅
>>54 天寺翼/紅
>>29 雲雀撞羅、煤美弥星華/夜琉
>>53 美咲野稀瀬/夜琉
>>41 朱護風月/梨耀
>>48 錆螺唄/藍
>>63 梔子彩人/音
>>68 遥宮璃深/クレイア
>>71 アモーレ・クオーレ/紅
>>85 紅蓮遥/癒玖刃
>>85 青蘭清火/癒玖刃
------------------------------------------
    ◆オリキャラ募集用紙◆
【名前】(フリガナも)
【性別】
【年齢】
【所属】
【属性】
【武器】
【 匣】
【容姿】
【 他】(性格など)
【一人称】
【 声】「」
    「」
    「」
---------------------------------------
 ♪ただいま、シエロファミリーを募集中です。

    では、お楽しみください!

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Re: 【REBORN】 大空の覚悟 ( No.7 )
日時: 2010/01/30 06:34
名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)

     標的9

「ボンゴレ!お待ちしてました。」

約束の場所に着くと、恭平らシエロファミリーが待っていた。

「すいません、ウチの霧の守護者がご迷惑をかけたようで・・・。」

恭平は渚を睨みながら言った。

「僕の中ではアレは挨拶だよ、ボス。初対面なのに挨拶しないのは失礼だろう?」

「そのサプライズ挨拶は他でやってくれ。」

恭平はため息をつきながら言った。

「ねぇ、やるなら早くしてくれないかな?」

岩場に座っていた雲雀が凛とした声で言った。

「そうですね。じゃ、適当に相手選んでやっていいですよ、ボンゴレ。今日はウチの雲と雷はいないんですけどね。」

恭平がにっこり笑って言うと、雲雀は目にも見えないスピードで恭平の背後に回り、トンファーを振り上げた。

すると恭平は振り向きもせず、弓矢でトンファーを防いだ。

「そう焦るなよ、雲雀恭弥。時間はたっぷりあるんだ。」

恭平の口調はいきなり変わった。

「ふぅん。やっぱり素晴らしいね、君。」

「それは褒め言葉として受け取っとくよ。」

恭平が言った。

「雲雀さん、もう始めてる・・・。」

綱吉たちは雲雀と恭平を見ていた。

「ボンゴレー、俺らもやるならやりましょうよー。」

里純がノートパソコンをいじりながら言った。

「でも、数が合わないんじゃないですか?そっちは二人足りないって・・・。」

「大丈夫スよ。なんなら俺が3人ぐらい相手しましょーか。」

里純はそう言うと、ノートパソコンを閉じて、上着のポケットから匣を取り出した。

「おもしれぇ!十代目!ここは俺に任せてください!!」

同じ嵐の守護者の獄寺が前に出た。

「はー、お坊ちゃんかぁ。お久っスね。」

「は?」

「あれぇ、覚えてませんか?俺もボスに付き合ってあんたのとこのパーティ行ってたんスよ?まぁご馳走目当てでしたけどね。」

里純が言うと、綱吉はある事を思い出した。

細波恭平が幼少の頃、獄寺家のパーティで“初代の生まれ変わり”と呼ばれていた事。

やっぱり恭平の正体が気になって仕方ないのだ。

「はっ。んなことどうでもいいんだよ!開匣!!」

獄寺はリングの炎を匣に注入した。

すると、匣からは獄寺の相棒・瓜が出てきた。

「よっしゃ、行くぞ瓜!!」

「じゃー、俺もっと。」

里純も続いて、開匣した。

「Un falco di temporale」

里純の匣からは翼に純粋な赤い炎を宿したハヤブサが出てきた。

「ボンゴレ十代目、俺の武器もあんたのと同じようなもんでさぁ。」

里純は綱吉に向かってそう言うと、つけていた腕輪が炎を宿した。

「イ、イクスグローブの腕輪バージョンみたいだ・・・。」

綱吉はつぶやいた。

その炎も純粋な赤色だった。

「はっ、関係あるか!十代目、見ていてください!」

獄寺はそう言うと、里純へ向かって行った。



一方その頃、クロームは渚の槍を見つめていた。

「あぁ、さっきの羽が気になるかい?」

渚が聞くと、クロームはコクンと無言でうなずいた。

「こんな風にさ。」

と渚が言うと、槍は再び純白の羽を広げた。

「ど、どうやってやるの・・・・?」

クロームは唖然とした顔で言った。

「簡単さ。君の三叉槍でも出来る。ただやり方は教えられない。これは僕の技だからね。」

渚は微笑みながら言った。

クロームは戸惑いながらも、うん、とつぶやいた。

「女性をいじめるのはあまり感心できませんよ、ナギ。」

声がして、クロームが振りむくと、濃い青色の髪をしてた少女が立っていた。

「初めまして。逢澤蒼羅と言います。」

蒼羅は天使のような笑顔で言った。

パーカーのついた白いマントで、黒のインナーを来ていて、ショートパンツとロングブーツ。白黒でファッションは整っていた。

「いじめてるとはひどいな、ソラ。そんな簡単に技を教えるわけないだろう?」

渚は首をかしげて言った。

「ならすいません。でもヒントぐらいは教えてもいいと思います。」

「そうかな。じゃあ教えるよ?」

渚はクロームの方を向いた。

クロームは息をのんだ。

「イメージだ。これは霧属性特有の能力って言っても過言じゃないね。」

「イメー・・・ジ・・・?」

「あぁ。君は幻覚を作る時、まず何をする?幻をイメージするだろう?それと同じさ。」

渚が言うと、クロームは骸を想像した。

とても、大切なもの。

   続く

Re: 【REBORN】 大空の覚悟 ( No.8 )
日時: 2010/01/31 02:24
名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)

   標的10

「んっ・・・!」

渚のアドバイスを受けた後、クロームは何でも羽をイメージした。だが、槍に羽が生える兆しはない。

そんなクロームを見ている渚はまたアドバイスをすることはなかった。

「極限に俺は誰とやるんだ————ッ!!」

大声をあげたのは了平だった。

「ガハハ!ランボさんも遊ぶもんね!」

「もぉ〜、大人しくしててよ、ランボー!!」

戦っている恭平のところへ、ランボがかけだしたため、綱吉はランボを抱えた。

「ツナのケチィ。ランボさんだって遊びたいんだじょ!!」

「コレは遊びじゃないんだって!」

「沢田———ッ!!俺は極限に興奮しているぞぉぉ!!」

了平とランボを見張っている綱吉はもう限界だった。

「なら了平は森寺水世と、ランボは逢澤蒼羅とやらせればいいじゃねーか。」

口出ししたのはリボーンだった。

「何言ってんだよ!ランボを戦わせられるわけないだろ!?」

「ガハハ!ランボさんやるやるー!」

「本人がそう言ってんだ。」

綱吉はランボを睨みつけた。

「いいじゃないですか、沢田さん。」

蒼羅が笑顔で言った。

「コレは修業の一環です。ランボさんも守護者なんですからいずれは戦います。あなたを守るために。」

蒼羅がそう言うと、綱吉は戸惑った。

こんな小さなランボは自分を守るために戦わなければならない。

皆そうだ。

誰が傷つくのは嫌だ。

でも、皆、自分を守るために傷ついてる。

綱吉は泣きそうな視線で蒼羅を見つめた。

「俺、どうしたら————。」

綱吉が聞くと、蒼羅は天使のような微笑みで答えた。

「覚悟を決めればいいんです。あなたの大きな、広い、その覚悟を。大空の覚悟を———。」

「覚悟・・・。」

リボーンはその二人のやりとりを見ているときに気付いた。

蒼羅がかつての大空のアルコバレーノ、ルーチェに似ていることを。

「どうかなさいました?リボーンさん。」

リボーンは唖然とした顔を見ると、蒼羅は心配した顔で聞いた。

「いや。ちょっと、久しぶりにあいつを見た気がしただけだ。」

リボーンはそう言うと、帽子を深くかぶった。

「あいつって?リボーン・・・。」

「何でもねーよ。それよりランボどうするんだ?」

「あっ!でもやっぱり・・・。」

綱吉はまた戸惑った。

すると、蒼羅が綱吉の手を握った。

「なら沢田さんが私とやりましょう。見せてください。あなたの覚悟を———。」

蒼羅は微笑んだ。

    
             続く

Re: 【REBORN】 大空の覚悟 ( No.9 )
日時: 2010/02/04 08:44
名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15493

   標的11

「ツナがやんねーなら俺がやるぜ?」

迷っていた綱吉に声をかけたのは笑顔の山本だった。

「私はどちらでも。どうしますか、沢田さん。」

「じゃあ、山本、いいよ。」

「サンキュー。」

山本は爽やかに笑って言った。

「では、始めましょう。」

蒼羅は上部に黄色い宝玉のついた白い杖を取り出した。

そして、宝玉に純粋な黄色の炎が燈った。

「じゃ、手加減なしでいいんだな?」

「はい。」

蒼羅が笑顔で答えると、山本は時雨金時を取り出し、青い炎を燈した。

「時雨蒼燕流攻式8の型・・・・・」

山本は刀を構え始めた。

そして、思い切り振り、

「篠突く雨」

と技を繰り出した。

それを蒼羅はひょいっと避けた。

「あり?」

「あ、すいません。避けなかった方が良かったですか?」

「いやいーよ。強いのな。」

「そんなことありませんよ。」

蒼羅はそう言うと、杖を掲げた。

「Una croce della luce (光の十字架)」

すると、黄色に輝く十字架が天から山本の所へズシャーンっと急落した。

「やっ、山本!!」

それを見た綱吉は声をあげずにはいられなかった。

煙の中から、山本は負傷した肩の傷口を抑えながら出てきた。

「ふ〜、セーフってか。」

「良かった・・・!」

綱吉は安心して、座り込んでしまった。

修行なのに少しやりすぎじゃないか、と蒼羅に言いたかったが、逃げた自分にそんな事言える資格は無いと思い、心の奥にしまいこんだ。

「やっぱすげーのな。」

「ありがとうございます。」

蒼羅は笑顔で頭を下げた。


一方、雲雀と恭平は激戦を繰り広げていた。

接近戦が不利な恭平を匣兵器の大空狐がサポートしながら、雲雀は構わずトンファーを振り続けていた。

「少しは匣も使ったらどうだ、雲雀。」

「そんなものなくても君を咬み殺せる。」

雲雀が無表情のままそう答えると、恭平はため息をついた。

「じゃ、咬み殺してごらん。」

恭平がそう言うと、雲雀は立ち止まった。

「何を考えてるんだい?」

「別に?」

雲雀はムッとなり、恭平の方へ突き進んだ。

「そ。まっすぐ進めばいいんだよ。」

恭平がそうつぶやくと、雲雀は突然倒れた。

雲雀は突然後ろから来た矢で脇腹を負傷した。

つまり、雲雀が突き進んだ瞬間、恭平はとんでもないスピードで矢を放ち、完全なコントロールで雲雀の背後へまわし、突き刺した。

「くっ・・・。」

雲雀は息を粗くしながら、岩場の方へ行き、座りこんだ。

「次はそうさせないよ。」

「じゃ、次は違う手で。」

恭平がにやつきながら言うと、雲雀は恭平を睨んだ。


    続く

Re: 【REBORN】 大空の覚悟 ( No.10 )
日時: 2010/02/05 06:14
名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

   標的12

その頃、イタリア某所————

「こっちだよ、ユキ。」

「ったく、だから嫌だったんだ、無理にでも出るの。」

「しょうがないだろう?これはボス直々の招集なんだ。」

「だからって何でお前と・・・・。」

銀髪の青年は不機嫌そうにため息をつきながら言った。

「これもボスの命令、かな?」

「あんのクソボス・・・・。」

黄色のニット帽をかぶった青年が答えると、銀髪の青年は大空を見上げ、ため息をまたついた。

「俺の体はちょっとしかもたないんだ。話って何だよ。」

「まぁ当然だろうね。見回りに来た奴らに見つかったら元も子もないし。」

「だったら呼ぶなよ。そろそろ時間だ。」

「悪かったね。じゃあ本題だ。今度僕が君を呼んだら、日本の並盛町の沢田っていう家に出てきてよ。」

「何だよ、その細かい指定は。並盛でいいだろ?めんどいし。」

銀髪の青年は、頭をぼりぼりかきながら言った。

すると、ニット帽をかぶった青年が、微笑んだ。

「ちゃんとした格好できてよ。シエロファミリー雲の守護者にふさわしい服装でね、ユキ。」

「うっせーなぁ・・・。」

「話はココまでだ。じゃあ頼むよ。」

「あいよ。」

めんどくさそうに銀髪の青年が言うと、彼は跡形もなく消えてしまった。

ニット帽の青年も気にせず、灯りがある方へ歩いて行った。

  続く

ちょっと短めw

Re: 【REBORN】 大空の覚悟 ( No.11 )
日時: 2010/02/05 06:13
名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15493

   標的13

「ふわ〜、疲れたぁぁぁ。」

一段落修業が終わり、綱吉たちは各自の家へ帰った。

「だっせーな、ダメツナ。お前は何もしてないだろ。」

リボーンは綱吉の背中を蹴った。それを見ていた恭平はどこか懐かしそうに笑っていた。

「恭平さん、そっちの雷と雲の守護者って・・・。」

「雷はもうすぐ来ますよ。」

恭平が笑顔でいうと、綱吉の部屋の窓は突如、割れた。

リボーンは銃を構え、綱吉は驚いてベッドの裏に隠れた。

「あれ?ここは玄関から入った方が礼儀だったかい?」

凛とした男性の声が部屋に響いた。

青年は黄色のニット帽をかぶっていた。

「久臣、とりあえず謝れよ。」

最初の口を開いたのは呆れ顔の恭平だった。

「え・・・まさか・・・・」

「Comincialo; e vongola decimo generazione. Io ti permisi di riparare la finestra nel Sora.(はじめまして、ボンゴレ10代目。窓は蒼羅に直させておくよ。)」

「は・・・?」

「久臣、日本語使えって。つか、お前が直せよ。」

恭平はため息をついた。

「そっか。じゃ、改めて。僕はシエロファミリー6代目雷の守護者、近江久臣。」

久臣は微笑んだ。

「あ、じゃあ後は雲の人だけですか?」

「そうですよ、ボンゴレ。明日にでも呼んでおきますから。」

恭平は笑顔で行った。

雲の守護者と言ったら孤立した人だ。雲雀のように大勢がいるところに来てくれるのだろうか?

綱吉はそう思った。

「ですが、ボンゴレ————」

「な、何ですか?」

「ウチの雲の守護者は色々あってあまり長い時間、同行できないんですよ。」

恭平が言った途端、久臣はピクッと反応した。

そして、少し重い空気が流れ始めた。

一体、シエロの雲の守護者とは誰なのだろうか———。


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