二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン 風丸物語
- 日時: 2010/01/30 12:35
- 名前: かゆか (ID: 2B88V7iT)
イナズマイレブンのオリジナルストーリーです。
プロローグ
「サッカー、やろうぜ!」
円藤は、オレをサッカー部に誘った。誘ってくれた。
オレは、サッカー部に入ることにした。
でも、それが・・・
自分の弱さを知るはめになったんだ———————。
第一話 「練習試合・・・」
「疾風ダッシュ!」
風丸一郎太、中学二年生。
こう見えて、結構モテたりする。
フットボールフロンティア決勝まで登りつめたサッカー部は、人気がある。
当然、モテるわけだ。
「風丸ー、いいぞー!!」
円堂の声が活発に飛ぶ。でも、なぜか俺は集中できない。
「風丸、炎の風見鶏・・・ 風丸!聞いてるか??」
豪炎寺と打たなきゃ…
でも、力が出ない。なんだか、急に意識が遠くなってゆく…
「ドサッ」
「風丸?風丸——————————————!!!」
「どうしたでやんすか?」
「か…か風丸さん!?キャプテン、俺ちょっと先生読んでくるっす!!」
円堂も、栗松も、壁山も、みんな、ざわざわしている。
さすがの豪炎寺も動揺しているようだ。
どうやらオレは、倒れたらしい。
第二話 「病院」
目が覚めると、そこは、病院だった。
「円堂?・・・っゴホゴホっ」
「起きたのか、風丸!!」
そっか。オレ、倒れたんだっけ。
「貧血だって。でも、お医者さんが、喘息をもってるって。」
———————え?
「ゴホッッ… そんな…??オレ、走れないのか??」
「・・・ああ。」
陸上も、サッカーも、出来なくなる—————
「風丸!!おれたち、がんばるから!!絶対、優勝するから!!そんで、ここにトロフィー持ってくるから!!」
円堂は、もう泣きそうだ。
「・・・うん。」
走れないオレがいたら、足手まとい…か。
第三話 「見舞い」
俺の病室には、たくさんの人がきてくれる。
今日は、宮坂と壁山とファンの子がきてくれた。
退院は、喘息がひどくなるといけないから、1ヶ月くらいすると言われた。
どうせ、家にいても一人だし・・・
俺の母さんと父さんは、単身赴任でアメリカとフランスに行っている。連絡は付かない。
「入るぞ、風丸!!」
円堂が入ってきた。もう、8時で外は暗いのに。
「練習、長かったのか?」
あれ?でも、壁山はきてくれたな・・・
「いや、秘密特訓だ!!世宇子中との試合は、あと1週間後だ!!」
「そうだったな。」
オレがいなくても、練習は進んでる。
オレがいなくても、チームは何とかなる。
じゃあ、オレは、何のためにチームにいたのか。
「風丸??具合、悪いのか?大丈夫か?」
「あ・・・、何でもないよ。それより、もう外は暗いから、帰った方がいいって。」
「いや!まだここにいるぞ!!」
「本当に、帰った方がいいよ。迷惑かけちゃうし、な?」
「そ・・・そうか?じゃあ、安静に!!また明日、くるからなー!」
円堂は、帰っていった。
それから、ずっと考えていた。何のためにチームにいたのかを。でも、答えは見つからなかった。。。
第四話「発作」
今日は、病院の庭に出た。
久しぶりの外・・・
暖かい。
「風丸!」
「豪炎寺!?練習は?」
「今日は、夕香の見舞いに来た。大丈夫か?風丸は。」
「ああ。」
走りたい。 思いっきり。
「なあ、豪炎寺、競争しないか??」
風になりたい。
「競争って・・風丸、ぜんそ・・・」
「よーい、ドン!!」
風に・・・風になる。 思いっきり走る。こんなに楽しかったんだっけ・・・
「!!」
「ゴホッゴホッ!!ゴホッゴホゴホッ・・・」
「風丸!!待ってろ!!」
看護師が、駆けつけた。
「風丸君!走っちゃだめって言ったでしょ??」
「ゴホッ・・・はい。」
走りたかった。
何日も走ってない。そんなの、耐えられなかった。
「ゴホゴホゴホ・・・ッ」
豪炎寺が、あきれた顔で座ってた。
オレは、なんてばかなことをしたのだろう。
第五話 「心」
円堂が、豪炎寺からきいたらしく、すぐにきてくれた。
「大丈夫だったか?!風丸!!」
「ああ。・・・」
「どうして走ったんだ??走ったら、発作が起きるだけだろ!?」
俺は、本当のことを言うべきか、迷った。でも、言うことにした。
「耐えられなかったんだッ・・!何日も走らないなんて、初めてでさ。走りたくなったんだっ!!」
言いたいことを言った。
円堂の顔が、曇る。
「そうか・・・。」
オレは、うつむいた。
「でも! 風丸なら!我慢できたはずじゃないのか?!そんなんじゃ、子どもみたいだぞっ!!」
こども・・・子ども・・・子供・・
その言葉が、胸にしみる。
俺は、中学二年生じゃないのか?子供じゃないだろ??
頭の中で、必死に言う。
でも、どこかで『それでも・・・』と言いたくなってしまう。
「風丸はっ!!走りたいかもしれない。だけど、直す!ッておもう心もなくちゃいけない。そうじゃなきゃ、治るもんもなおんない。治すって思えば、治せる!!そうしないと、おまえは、いつまでもずっとベットの上だぞ!!」
「・・・・ そうだな。」
円堂、ありがとう。おまえのおかげで、ちょっと治す自信がついた気がする。
第六話 「あれからー・・・」
あれから、数ヶ月が過ぎた。
俺は、喘息がひどくなってまだベッドのうえ。
雷門中は、世宇子中に勝った。
だが、新たな驚異・・・エイリア学園があらわれた。
オレは、その様子をテレビでずっと見ていた。
そして、「どうして俺は出れないんだ・・・」
と、後悔ばかりしていた。
今日も、またテレビ中継をみている。今日は、『イプシロン』と戦っている。
「失礼します」
「!!?」
鬼瓦刑事が入ってきた。
「こんにちは。いやぁ、キミにあいたいという人が沖縄からきてねぇ。」
「はあ。」
「久しぶりだな、風丸。」
豪炎寺だった。
「あ・・・ぁぁ。」
豪炎寺とは、あれ以来話していない。
ちょっと気まずかった。
「大丈夫か??」
「ああ。」
「そうか。早く治るといいな。」
そういえば、鬼瓦刑事は沖縄から来たって・・・
「なあ、おきなわってどういうことだ?」
「いろいろあって、今は、沖縄に住んでいる。」
・・・。 夕香ちゃんは、まだこの病院に入院しているはず。なら、転校ではなさそうだな。もしかして、今、チームにいないのは裏切ったんじゃ・・・
「豪炎寺!!それって、円堂たちを裏切ったんじゃないよな!??」
「・・・ おれが、エイリア学園に誘われて、夕香の命が危なかったんだ。だから、これ以上、面倒かけられないと思ってな。」
「そうか・・・。」
オレは、テレビを見た。そのあと、豪炎寺も。
「「あ!!」」
『雷門中、勝ったぁぁーーー!!ついに!!イプシロンを倒したぁーー!』
雷門中、イプシロンに勝利!!
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- Re: イナズマイレブン 風丸物語 ( No.4 )
- 日時: 2010/01/25 18:43
- 名前: かゆか (ID: 2B88V7iT)
初めまして、かゆかです!
このお話で、イナズマイレブン(アニメ)と違うところは、風丸が喘息である と言うことです><
私自身、風丸は大好きですが・・・
あと、1年目のアニメ(フットボールフロンティア編)ということです。
話が進むにつれ、2年目へと進化していくので応援よろしくお願いします!!m(_ _)m
ストーリーは、お察しの通り(?)
かぜまるが喘息だったらどうなるか です。
楽しんでいただけたらうれしいです!!
- Re: イナズマイレブン 風丸物語 ( No.5 )
- 日時: 2010/01/27 16:36
- 名前: かゆか (ID: 2B88V7iT)
月光さん、コメントありがとうございます!!
頑張ります!!
えっと。。。
哀乃さんのコメントが消されてしまったので><
でも、皆さんありがとうございます!!
- Re: イナズマイレブン 風丸物語 ( No.6 )
- 日時: 2010/03/25 15:24
- 名前: デブ猫 (ID: Bz59i5xe)
わーいわーい風丸さんだー!。。。。。。あ すみません 今パソコンのまえで 喜びの舞をしてました
それにしても 続きがきになります! がんばってください!
- Re: イナズマイレブン 風丸物語 ( No.7 )
- 日時: 2010/05/07 15:48
- 名前: りんご (ID: V7PQ7NeQ)
あ、こんにちわ♪
いやぁかんどーしてしまいマシタ★
かか、風丸!!???とか思ってしまったデス!
これからも、ガンバってくださいね☆
- Re: イナズマイレブン 風丸物語 ( No.8 )
- 日時: 2012/07/31 13:05
- 名前: M*n*r (ID: SvZZ75HI)
すごく面白い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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