二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夜は雲に染まる—REBORN— 《第三期・存在編》
- 日時: 2010/05/05 06:51
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
—僕は、リボキャラの世界へ転生していた—
—しかも、雲雀恭弥の娘として—
—・・・前世じゃ、男だった僕には、きつすぎる現実だった—
消失です。
最近暑くなってばてそうになります・・・(涙)
では、頑張っていきます!
登場人物設定
—僕は、雲雀恭夜—
・雲雀 恭夜
雲雀恭弥の娘。
本編主人公で、男装をしている。
容姿:雲雀そのまんまです・・・。美形ですよー。
武器:トンファー。手錠。
属性:雲・霧・大空だったり。《追加:青空・夜空》
所属:ボンゴレ11代目雲の守護者。
・サンプルボイス
『・・・僕って、本当変な父親を持ったよ』『恭夜あぁぁぁぁ!』
『・・・咬み殺す!』
『・・・キミ、誰?』
《第一期・転生編》《第二期・中学生編》《第三期・存在編》
- Re: 夜は雲に染まる—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/04 17:40
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第一話
「恭夜。一緒にご飯食べようか」
「うん」
あれから三年が経った。
僕、随分なれたよ。死ぬ気で慣れた。
精神的に結構屈辱的だったよ?
母親の母乳飲むとか、前世が男の僕にはきつかった。
ストレスで父親に貰ったトンファー毎日振るってたから。
精神的にも父親似に成ったよ。
性格的に、ね・・・。
「・・・とうしゃん」
「何?」
「なんでまいにちわふうなしょくじなの?」
そう、父親は毎日和食しか出さない。
いくら自分が好きなものだって言っても、こう、毎日じゃね・・・。
「・・・いくらなんでもあきるよ・・・」
「別にいいじゃないか!」
剥きになっていう父さんだった。
・・・大人気ないよ・・・ねぇ・・・。
「・・・あ、そう」
ちょっと引き気味になって僕は言った。
「そうだ、今日僕の上司が来るんだけど、その息子も来る事になってるんだ。仲良くしなよ?」
・・・上司?
・・・上司って言ったらあの人しか思い浮かばないんだけど。
「雲雀さん、入っていいですか?」
「いいよ」
そして、ふすまが開いた。
「始めまして、雲雀恭夜ちゃん」
「・・・ぼく、きょうやくんなんだけど」
「アハハ、そうだね、俺は、沢田綱吉、よろしくね」
知ってるよ。←
「ホラ、夏吉と吉綱も」
・・・ん?夏吉と吉綱?
後ろに隠れていた二人が顔を出した。
「よ、よしつなっていうんだ、よろしくね!」
「・・・なつよし」
二人が、自己紹介をした。
(沢田綱吉の息子)(それが、双子だったなんて)
- Re: 夜は雲に染まる—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/04 17:53
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第二話
「・・・」
「・・・」
「・・・」
三人は無言だった。
・・・誰か話してよ。
「・・・おまえ、」
やっと夏吉が口を開いた。
僕はホッとして着物のすそを治した。
「おまえってつよいの?」
「・・・」
なんて質問するんだこいつ。
「・・・さぁね。でも、草食動物よりはつよいよ」
僕はそう答えた。
まぁ、ハッキリ言って強いんだけどさ。
毎日トンファー振るってますから。
「・・・ふぅん」
「ね、ねぇ!いっしょにあそぼう!きょうやちゃん!」
—ピクッ・・・
「きょうや・・・ちゃん?」
「え・・・」
チャキッ——
「!?」
「ぼくのこと、きょうやちゃんなんてよばないで」
虫唾が走るよ、正直言って。
前世が男の僕にその言葉は禁句だよ。
「ヒウッ・・・」
「・・・ゴメン」
サッとトンファーを仕舞う。
ちょっと、やり過ぎたかな。
半泣きにしちゃった。
「・・・ヒクッ・・・」
「・・・ゴメン・・・」
二回目で、僕は吉綱の頭を撫でた。
・・・うん、可愛い。
「・・・///」
「?」
熱でもあるのだろうか・・・顔が赤い。
すると夏吉がハァッと息を吐いた。
何なんだ・・・?
「・・・ぼく、とうさんのところいってくるね」
「ああ」
僕はとにかく父さんのところへ急いだ。
(・・・おまえ、まさかやきもち?)(ち、ちがうよ!)
- Re: 夜は雲に染まる—REBORN— ( No.4 )
- 日時: 2010/05/04 18:06
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第三話
「・・・とうさん、なにしてんの」
「恭夜・・・」
「あ、恭夜君」
目の前には、絶句しかない状況が広がっていた。
沢田綱吉が、父さんに説教をしていた。
・・・普通は逆じゃない?
「それより雲雀さん、今月の修理代どうするんですか」
修理代?
ああ、骸と喧嘩してばかりなんだ、父さん。
前に一度だけ、その惨劇を見た。
・・・雲雀家の血が騒ぎかけたよ、僕。(訳・咬み殺しかけた)
「だ、だからそれはもう直ぐ——」
「もう直ぐっていつですか、もう直ぐって?」
うっわ、沢田綱吉、凄い黒いオーラが見えるんですけど。
僕は少し後ずさった。
「・・・とうさん」
「・・・とうさん・・・」
すると何時の間にか後ろに夏吉と吉綱がいた。
仲良く手を握って沢田綱吉を見ていた。
「「おなかへった」」
「あ、そうだね、後でまた来ますからね、雲雀さん」
そう言って夏吉、吉綱、綱吉は去って行った。
「・・・ハァ・・・」
「とうさん、またむくろさんとけんかしたの?」
「あの南国果実が挑発してくるからだよ」
・・・まぁ、何時も元凶は骸だからね・・・。
その挑発に父さんは乗るもんだから、こっちも何とかして欲しいのだけど。
「・・・あ、そうだ、明日、幼稚園に転入するよ」
「・・・え」
それを早く言って欲しかったです、父さん。
「じゃあ、夜ご飯食べたら寝るよ」
「・・・うん」
(これからまた、)(波乱万丈な日が続きそうだ)
- Re: 夜は雲に染まる—REBORN— ( No.5 )
- 日時: 2010/05/04 18:25
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第四話
「・・・なつよし」
「何?」
「・・・いやだ」
「まて、かえるな」
ダメだ。
見ただけで虫唾が走る。
何を見たかって?
そりゃあ・・・
目の前に群がる草食動物だよ。(訳・児童たち)
「むり、がまんできない」
「がまんしろ」
僕はズルズル夏吉に引きずられながら進んで行った。
◆
「あ!なつよし、きょうやくん!」
中に入ると吉綱が近寄ってきた。
先に入っていたらしい。
「・・・よしつな」
「なに?」
「・・・ぼく、もうむり。かみころしたい」
「だめだ」
夏吉に止められた。
・・・我慢する方が僕にとっては地獄なんだけど。
「とにかくきょうしつにはいるぞ」
夏吉がそう言って、僕の腕を引っ張りながら教室へ入っていった。
◆
「・・・」
—ズゴゴゴゴゴゴッ・・・
僕の圧倒的な負のオーラに周りの児童が震え上がる。
特に夏吉と吉綱は真青だ。
冷や汗までかいている。
「・・・もう、むり・・・・」
「ダメだダメだ!がまんしろ」
震える僕に必死に抑える夏吉。
「はぁーいVvみんなぁ?なかよくちまちょうねぇVv」
そこで、僕の怒りは頂点に達した。
「・・・咬み殺す・・・!」
◆
「・・・ゴメン」
「いいよ、おれもあのせんせいは、なぁ・・・」
「そ、そうだよ!きょうやくんはわるくないよ!」
そういってくれるけど、さ・・・。
先生、全治三ヶ月にしちゃったんだけど。
手加減が出来なかった・・・。
僕としたことが・・・。
「・・・ハァ・・・」
「まぁ、クレームはこないだろうな」
「・・・なんで?」
普通は来るんじゃないの?
あの先生からとか、他の母親からとか。
「だっておまえのとうさん、ふうきざいばつなんだろ。けんりょくでおさえこむ」
・・・そうだね←納得
「くれーむ?」
そこで吉綱が?マークで立っていた。
「くれーむってなに?」
「・・・くじょうみないなものだよ」
「ふぅん」
納得したらしい。
でも・・・本当、これからどうしよう。
- Re: 夜は雲に染まる—REBORN— ( No.6 )
- 日時: 2010/05/04 18:37
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第五話
「・・・とうさん、ごめん」
「いいよ。にしても恭夜、良く我慢してたね」
僕は我慢できないよ。
そう言って父さんは僕と帰っていた。
何故、歩いて帰っているかというと、リムジンじゃ目立ちすぎるからだよ。
「・・・なつよしが、おさえててくれたから」
「フゥン」
そう言って歩いていた時。
「オヤ、雲雀恭弥じゃないですか」
「・・・南国果実・・・」
父さんから殺気を感じる。
また、喧嘩が始まる・・・。
「父さん、僕、早く帰りたいです」
「・・・そうです、ね・・・」
・・・?
僕は骸の後ろを見た。
そこに、同い年くらいの少年がいた。
・・・骸ソックリだよ。
「・・・君の息子なの?」
「ええ、そうですよ。ホラ、」
「・・・六道幻です・・・宜しく御願いします」
そう言って僕を見据えた。
父さんではなく、僕に。
「・・・よろしく」
なんだろう。
生理的に無理な気がする。←
「では、僕達はコレで失礼します」
そう言って霧に隠れた骸と幻。
・・・あの年で幻術使えるの?
「・・・とうさん」
「なに?」
「ぼく、せいりてきにむり」
「・・・流石僕の息子」
◆
「・・・ただいま、かあさn「恭夜ァァァァ!先生に何もされて無い?」・・・うん」
その前に僕が殴りましたからね。
「そう、良かった・・・」
母さんはホッとしたように息を吐いた。
「ただいま、鈴」
「おかえりなさい、彼方」
・・・ピンクのオーラが見える。
僕は静かに、その部屋を出た。
(母さん達が親ばかって)(結構疲れるんだよ)
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