二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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王子の恋 来る
日時: 2010/07/18 19:24
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

ベルフェゴールとマーモン(バイパー)のお話。

アルコバレーノの呪いが完全に解け、元の姿のマーモン…じゃなくて今回はバイパーでやろうと思います。

性別不詳のバイパーですが、女の子設定にしています
これは、この姿でのベルフェゴールとのやりとり物語。

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Re: 王子の恋 来る ( No.3 )
日時: 2010/07/18 21:01
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

バイパー「もうマーモンじゃないのさ」

ベル「…何かびみょー」

バイパー「何だって?」

ベル「つか驚いた…」

バイパー「何をだい?」

ベル「衝撃的すぎね?今まで小僧相手に接してきたのによ」

バイパー「まあね、誰にも言わなかったし」

ベル「俺にだけでも言ってくれればさ〜。」

バイパー「話す必要ないよ 君とはここまで深入りするとは思わなかったけど。」

ベル「つーかさ、お前フードの下はどうなってんの?」

バイパー「…ベルこそ」

ベル「俺はいーの 王子なんだし」

バイパー「はいはい。出身国を隠すのに一役買ってるものね」

ベル「そーそ 一部の術士にも何かあんの?」

バイパー「…これといって特に無いよ」

ベル「ずっと隠してきたから見せるの無理とか?」

バイパー「だから、特に理由は無いって言ってるだろ」

ベル「えー」

バイパー「でも珍しいね…ベルがあんな声であの時は…」

ベル「だって元に戻ったとか言い出しておーと思って帰って来たら…さ」

バイパー「僕の体つきを見て勘付いたと。」

ベル「しし、顔立ちも女っぽいし」

バイパー「目は見えないじゃないか。」

ベル「口元見りゃ分かンだよね」

バイパー「そんなに艶があるかい…?」

ベル「しし、どっから見ても女にしか見れねー」

じー

バイパー「何見てるんだ」

ベル「髪もねーとか思ってたのにこのザマかよ ししっ」

バイパー「坊主みたいな言い方しないでくれる」

ベル「フード脱げって」

バイパー「そういう君こそ前髪切れば?」

ベル「…っ!」

バイパー「裏で前髪オバケって言われてそうだよね…」

ベル「は?」

ジャキ

バイパー「ム…やるのかい」

ベル「撤回しな 鼻タレこぞ…!」

バイパー「小僧じゃないって言ってるだろ しかも今日は動きが鈍いね。」

ベル「クセになってンだよね…しかも女相手だとこのザマかよ。」

バイパー「みっともないね 天才がそんなことでは」

ベル「だったら余計なこと言うなよ」

バイパー「言っておくけど本来の姿の方が力も操りやすいんだよね、よって僕の相手じゃないよ」

ベル「言うじゃん 女でお前みたいな奴他に居ねーよ」

バイパー「女相手だと…って普段誰振り構わず抹殺してるじゃない、どうしたの?」

ベル「分かんね。何か狂った」

バイパー「女扱いは是非よしてほしいな。」

ベル「無理だっつの 性別知っといて」

バイパー「意識する必要無いだろ 今までと何も変わらないよ」

ベル「傍から見りゃ違うっつの」

バイパー「…僕が調子狂うよ こんな事では」

ベル「まーまー 危害は加えないようにするからさ」

バイパー「フン、言ってれば」

ベル「………」

バイパー「明日は早いんだよね、眠らないと」

ベル「え もう寝んの?」

バイパー「何せ早いんだ、任務が…」

ベル「早っ夜更かししねーとか…つまんね」

バイパー「君だけ起きてればいいじゃない」

Re: 王子の恋 来る ( No.4 )
日時: 2010/07/19 11:51
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

ベル「ま こーゆうの多いけどさ」

バイパー「良いよね、暇な奴は」

ベル「暇とか言うな」

バイパー「もう寝るよ、じゃあね」

ベル「‥お前、寝る時どうすんの」

バイパー「フードのこと?」

ベル「被ったままはねーよな、さすがに」

バイパー「当たり前じゃない 君こそヘアバンドで上げたりしないの?」

ベル「しねーし 髪痛むだろが」

バイパー「結構気にってるぽいね、髪型」

ベル「で、顔見られちゃマズイから一緒に寝ないんだ?」

バイパー「他人のベッドで眠りにつく程警戒心は浅くないんでね」

ベル「見られちゃマズイ顔してんの?」

バイパー「そんなワケないだろ 君こそ」

ベル「カッチーン」

バイパー「何度も言わせないでよ 僕は眠いんだ」

ベル「チッ 一役買ってるだけだっつーの‥!」

バイパー「部屋まで来て同僚だと思ってる僕になら、見せてくれても良いだろ」

ベル「しし 思ってねーよ‥っつたらどうする?」

バイパー「僕は思ってないけどね」

ベル「あっそ つーか俺も、寝よっかな」

ポスッ

バイパー「!」

ベル「今日は何かと忙しかったんだよね‥あぁ ダル」

バイパー「‥部屋に戻れよ!」

ベル「いーじゃん」

バイパー「よくないから言ってるんだろ。早くどけよ」

ベル「固いこと言うなって 素直になれば?」

バイパー「眠たきゃ自分の部屋で眠れよ これが本音‥」

ベル「めんどい」

バイパー「からかうなよ、僕明日早いんだからね!」

ベル「‥‥」

バイパー「何見てるんだよ どけって言ってるだろ」

ベル「‥‥‥じゃー一緒に寝りゃいーじゃん」

グイッ

バイパー「引っ張るな‥!」

ベル「マーモン‥‥」

バイパー「‥!」

ベル「この姿になってからさ、よそよししくない?」

バイパー「‥‥ほざいてろ」

バッ

ベル「うーわ 急に立ち上がるなよ、危ね」

バイパー「何がだよ、さっさと帰れ‥さもないと 知らないよ」

ベル「何 やんの?」

バイパー「今すぐ出てかないと前髪かき上げてやるからね」

ベル「ゲ」

バイパー「5 4 3‥」

ベル「そうくるかよ‥はーつまんね」

バイパー「2 1‥‥」

ベル「分かってるって じゃーな マーモン」

バイパー「しつこいよ」

その名で呼ぶな 分かってるだろ。

ベル‥‥気になるよ、何だったんだい?さっきは

いきなり僕を寄せて。冗談にも程があるよ

今度やったらタダじゃおかないから。

さて‥眠ろう。

パサ

バイパー「‥鏡は嫌いだ」

僕の髪は、肩くらい‥いや ちょっと短めかな

ベル日く、唇は艶が強いらしい

身長も150台 小柄で華奢な体つき

僕を見たらそりゃ、大抵の人間は男だとは思わないだろう。

ま、赤ん坊の姿じゃ僕を小僧呼ばわりする者が多いけど。

良い迷惑さ、男扱いも女扱いも受けたくない

瞳は群青色。髪と良く似てる

大きくはないね、ベル‥君にだけは何があってもこの素顔、見せられない

Re: 王子の恋 来る ( No.5 )
日時: 2010/07/19 13:37
名前: 小豆 (ID: fMPELWLk)

うまいです!
それにマーモンが女の子設定っていうのがいいです。
確かに性別分かりませんよね〜。
顔隠れてるし。
これから頑張ってください!

Re: 王子の恋 来る ( No.6 )
日時: 2010/07/19 20:15
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

早朝 午前7時、僕は眠りから覚め、支度をする

何も口にせず、鏡を見てスタイルを整えて‥おっと

バイパー「フード 欠かせないからね」

僕はきちんとフードを深く被り、姿を偽る。

バイパー「ベルも‥こんな気持ちなのかな」

彼も僕と同じ、鼻から上を髪で覆われ、姿を偽る

僕の場合は、フードだけど。隠してる理由らしきものは、特にない

僕は任務先に向かった


‥‥‥

ザッ

バイパー「‥口程にもないね」

ファミリーA「うぅ‥」

B「赤ん坊だと聞いていたがそうでも、なさそうだ‥」

A「ぐ‥!」

せっかくこの姿を取り戻したんだ もう少しくらい派手に暴れたいのに。

バイパー「‥動かない方が良いよ」

A「!」

B「仲間 が‥」

バイパー「今 楽にしてやるよ」

A B「!!」

シュッ

ドササ

バイパー「どうだい?有幻覚であみ出した鎌の切れ味」

‥つまらない 鎌なんて作り出さなくとも、手を下すなんて一瞬なんだけど

バイパー「ここに来て、3分しか経ってないよ」

ファミリー全員分の死体に囲まれ、僕はその場を去った

Re: 王子の恋 来る ( No.7 )
日時: 2010/07/19 20:16
名前: ベルマモ (ID: 5NRE2t7J)

評価の良い声があったので、自分自身丁寧にと語り手をつけ加えました。


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