二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- Harry Potter -伝説の少女-
- 日時: 2010/08/14 16:49
- 名前: 桜良 (ID: FxHN6Bqz)
はじめまして(^m^) 桜良だよ!
まずはみんな、このスレッドを開いてくれてありがとう!
ここでは、ハリポタの夢物語を書いていきたいと思ってるよ。
良かったら覗いていってね!!!
<ただいまの進行状況>
プロローグ
賢者の石…6話まで
- 賢者の石・第二話--買い物 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/12 10:12
- 名前: 桜良 (ID: FxHN6Bqz)
無事に煙突飛行を終えた八人は、初めにグリンゴッツ銀行に行った。
小鬼に鍵を渡して、私とママはトロッコに乗り込んだ。後は上で待っている。
ウィーズリー家の金庫に着くと、ママは少ないお金をかき集めた。
これで足りるのかな…
私は自分の金庫を持っている。
なんでも両親が残したものらしい。
セネット家はなかなかの名家だったそうで、それを物語るように私の金庫はお金で一杯だった。
私は、家族として自分の金庫もウィーズリー家の人にも使ってもらいたいんだけど、パパやママは絶対に拒否する。
用事を終えると、トロッコは速やかに地上に戻っていった。
「クリスはマダムマルキンの洋装店で制服を作ってきなさい。私たちはその間教科書を買っておくから」
「うん」
私はパパにお金を預けると、一人で洋装店へ向かった。
人込みを掻き分け掻き分け進んだので、店に着くころには、すっかり息が上がっていた。
壁にもたれかかって呼吸を整えていると、ドアから眼鏡をかけたくしゃくしゃの髪の男の子がでてきた。
目線があったのでにこりと微笑むと、向こうも笑い返してくれた。
きれいな目をした子だったなー。
店に入ると、すぐに店員が寄ってきた。
「こちらへどうぞ」
台に乗ると、メジャーが勝手に体のあちこちをはかリ始めた。
「やあ、君もホグワーツかい?」
気取った声に隣を見た。
プラチナブロンドの髪を持つ、青白い顔の男の子が立っている。
「そうだよ」
「どこの寮に入るんだい?」
「んっっと…、分かんないけどグリフィンドールに入りたいな」
「ふんっ、やめたほうがいい。あそこにはアホでマヌケな連中しかいないと父上も言っていた」
「そういうあなたはもしかしてスリザリン?」
「当然さ。よく分かったな。僕の家系は代々スリザリンだからな」
私は、この子はスリザリンのイメージにぴったりだと思った。
人を上から見下ろすような眼、気取った話し方…。
「はい、終わりましたよ」
隣の子に店員が話しかけた。
「ではまた、学校で会おう」
その子は台を降りながら言った。
「うん、またね。バイバイ」
私がその子を見送っていると、その子はドアの所で立ち止まり、こちらを振り返った。
「僕の名はドラコ・マルフォイ。君は?」
「クリスティーナ・セネット」
「そうか、覚えておこう」
そう言い残して、マルフォイは扉の向こうに消えて行った。
マルフォイ家の子だったのね。納得、納得。
- 賢者の石・第三話--杖 ( No.4 )
- 日時: 2010/08/12 15:51
- 名前: 桜良 (ID: FxHN6Bqz)
無事制服を買い終えた私は、皆のいるフローリッシュ・アンド・ブロッツ書店に行った。
「パパ!」
「ああ、クリス。早かったね。度度で悪いんだけど、次は杖を一人で買いに行ってくれないか?」
「あー…うん。オリバンダーの店でいいんだよね?」
「そうだよ。気をつけてね。必要なものを買ったら漏れ鍋で待ってるから」
「はぁい!いってきます!」
本当は皆と一緒に行動したかったけど…。しょうがないっか。
オリバンダーの店はいつもどおり古臭く、薄汚れていた。
紀元前三八二年創業…だからなのかな?
「杖をお探しですかな」
「ひえっ!?」
いきなり目の前に現れた老人に驚き、間抜けな声を出してしまった。
「驚かせてしまいましたかな」
「あっ…えっ…、大丈夫です」
「失礼ですが、お名前は?」
「クリスティーナ。クリスティーナ・セイントです」
「なんと!!!」
オリバンダー老人の大声に、またもや驚いた。
「あの二人の子は生きていたのか…。それじゃああの噂は本当じゃったのか…」
…?何のことだろう?
「噂って------「何でもないのじゃよ」」
私の言葉は、見事に遮られてしまった。
「それより、私はあなたのご両親がここに初めて杖を買いに来た時のことを覚えているよ」
「父や母のことを知っているんですか?」
「ああ、もちろんじゃ。二人とも優秀な魔法使いと魔女じゃった。お父様の杖はトネリコの木にユニコーンの尻尾の毛、32cm。良質で丈夫。お母様は桜の枝にヒッポグリフの羽、26cm。軽くて使いやすい」
「すごい!!覚えてらっしゃるんですか!」
「わしは自分の売った杖はすべて覚えているよ…。おっと、杖選びを始めないと。杖腕はどちらですかな?」
老人は私の右腕の各所をはかり奥に消えた。
しばらくすると、一本の杖を持って出てきた。
「あなたにはこれしかない。この杖はあなたが生まれたときにお母様とお父様が特別に作られたのじゃ」
……両親が?……私のために?
「さあ、試してください。楓にドラゴンのひげ、24cm。」
私が杖を振ると、あたりには淡いピンク色の光が広がった。
暖かくて気持ちいい…。
オリバンダー老人は目を輝かせて「すばらしい!!!」と叫んでいる。
そのあと私は幸せ一杯の気持ちで漏れ鍋に向かったのだった。
手に大切な杖を握り締めて。
- Re: Harry Potter -伝説の少女- ( No.5 )
- 日時: 2010/08/12 18:17
- 名前: アオイ (ID: mWBabtxN)
初めまして!私はアオイと言います。
ハリポタ好きなんですけど、ハリポタ小説少ないなって思ってたらここを見つけて読みにきました。
これは原作沿いなんですね。オリキャラさんがどう絡んで話が進んでくか楽しみにしてます!
- Re: Harry Potter -伝説の少女- ( No.6 )
- 日時: 2010/08/12 22:17
- 名前: 桜良 ◆hjAE94JkIU (ID: FxHN6Bqz)
アオイさん、コメありがとうございます!
本当に励まされます(^^)v
更新頑張りますねっ
PS/次からタメでOKですか?
- 賢者の石・第四話--帰宅 ( No.7 )
- 日時: 2010/08/12 22:46
- 名前: 桜良 (ID: FxHN6Bqz)
私が漏れ鍋に入ると、そこには探している人達はいなかった。
どうしたんだろう?買い物に時間がかかってるのかな?
仕方ないから店主のトムに聞いてみることにした。
「ねぇ、トム」
「やぁ、クリス。久しぶりだね」
「うん。あのね、パパ達ここに来なかった?待ち合わせしてるんだけど…」
「まだ来てないよ。来るまで座って待ってなよ」
「ありがとう」
椅子に座ってボーっとしていると、しばらく経ってから店の中にたくさんの人がなだれ込んできた。
「遅れてごめん、クリス!」 byフレッド
「パーシーがふくろうをなかなか決められなかったんだ」 byジョージ
「そういう君だって道中でクソ爆弾を爆発させただろう?」 byパーシー
「「あれは事故さ!!」」 byフレッド&ジョージ
「でも最悪だったよな。隣にいたおばさんの顔見たか?」 byロン
「本当に!!このバカ息子が!!私がどんなに恥ずかしい思いをしたか…!!!」 byモリー
「落ち着いて、モリー」 byアーサー
「もう少し静かに話してよ、ママ…」 byジニー
もともとガヤガヤしていた店内がより一層うるさくなった。
「もうお腹すいちゃったよ」
私が言うと、皆もそれに賛同(?)した。
「まったくだ。それもこれもフレッドとジョージのせいで…」
「「いや、これは絶対パーシーだね」」
「全く…うちの子はどうして…」
何とか家に帰った一家はご飯をたらふく食べたとさ。
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