二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜
- 日時: 2010/11/02 21:06
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
初めまして!ぬら孫で小説を書きます!
あんまり見てない&マンガもちょっとしか見てないので、完全におかしくなります。
ちょくちょく更新するので、見て下さい♪
〜主人公〜
名前:留欄
年齢:リクオと同じ
容姿:黒髪のショート
性格:少し真面目な部分もあるが、ほとんど雜。適当。飯の話には興味を持つ
備考:今は普通に学校に通っているが、実は妖怪の血も半分流れている。その力は未だ分からない。
元奴良組らしい。
宜しくお願いします。
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.46 )
- 日時: 2011/01/30 17:36
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
〜第37話 江戸娘“彩香”〜
留欄は、屋敷に帰った後、一つの古本を本棚から出した。
随分昔の物で、今、公に出せば数億は下らない代物だろうか。
それは、“留欄”が今までつけていた物だと言う。
=霜月 ×日 今日は商売が上手く行った。
それにお見合いの話も出た。
やっとお母様達に恩返しが出来る=
下には、“彩香”と書いてあった。
留欄は、人から妖怪になり、自分で留欄と名付け、“妖怪”として育ったと言う。
そして、その後、日記は途絶えたが、三ページ程飛ばし、また書かれている。
しかし、転生を繰り返しているなら記憶がある筈なのだが、留欄には、
・・・・・・
一切の記憶も残っていない。
「留欄。またそれ見てるの?」
桜花が笑いながら入って来た。
留欄は、再び日記に目を戻した。
筆跡や、言葉の書き方からして、100年や、留欄になってからは400年位転生を繰り返している。
「そして、その400年の区切りが、この年……」
「またそんな事言ってさ。転生を繰り返したなら、大きな戦争とか、激しい戦いに引かれて死んだんじゃない?少なくとも、この年に。有り得ないもん。」
「だけど…風陽花村は、400年に一度転生を繰り返すのよ。」
「風陽花の人は、妖怪には効力が無いかも知れないって言ってたじゃない。」
ーー何か嫌な予感がする。
この屋敷を覆うようなーー
「留欄。暗い事を考えると、余計に当たるんだよ?だから、考えちゃだめ!」
「うん…」
閉じた手帳には、傷や、ホコリが沢山ついていた。
留欄の“予知”は、外れる事はなかった。
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.47 )
- 日時: 2011/02/07 17:40
- 名前: ★ジャスタウェイ★ (ID: GycBxjVd)
おもしろいっ!
私もぬらりひょんの孫の小説かいてますっ★
ぬらりひょんの孫夢
オリキャラ募集中です!
ぜひ来て下さい☆
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.48 )
- 日時: 2011/03/12 12:09
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
★ジャスタウェイ★さん♪行かせてもらいました♪
更新頑張ってください♪
〜最終回 さようなら〜
全てを思い出していた。
昨日まで考えていたのが嘘のように全て分かった。
そして、それと共に、運命の全てを受け入れられた。
==========================
「留欄、行って来るね。」
「うん。行ってらっしゃい。」
桜花は、留欄や妖怪達に礼すると、学校へ向かった。
留欄も、下駄を履くと、外へ出た。
着物を着て、もう一枚羽織る。
「あれ?留欄様もお出掛けで?」
散らばりかけた一部の妖怪が留欄に気づく。
留欄は少し微笑み、門を出た。
==========================
まだ人間だった頃、彩花だった頃。
少し有名な店の跡取りとして育った彩花は、隣の店の娘に恨まれていた。
娘は、その優しい性格で誰からも好かれる彩花が憎かった。
=何で私とあんたは違うの…!=
そして、娘は行動に出た。
彩花の店に火を放ったのだ。
瞬く間に火が店全体を包んだ。
彩花は、その娘に刺された。
店は燃え、両親は死んだ。
そして、娘に刺されたのだ。
=もう二度と、会う事は無いわ。=
初めて、この世界を憎いと思った。
初めて、人が憎いと、全てが憎いと思った。
憎悪に満ちて死んだあと、再び目を覚ましたのは川だった。
=私は……=
体は、火傷の跡などはなかった。
店があった所などを見ると、もう跡形も無く変わっていた。
人や、妖怪を殺したい動機に駆られたが、山奥に身を潜めた。
ある日、留欄は、いつもと違う体の異変に気づいた。
不治の病だった。
唯一風陽花の医者に診てもらって分かった。
その医者は、ある方法を出した。
=留欄。一つだけ方法がある。=
そして、留欄は、一つの妖術をかけてもらった。
=100年…それが期限だ。=
100年、寿命を延ばす事だった。
=だが、この術その当日。それしか分からない。
だから、本当に生きたくても、死が待ってるぞ。=
==========================
期限は正午。
留欄は風陽花を訪れた。
正午になると、体から力が抜けて行くのが分かった。
=夢に思ふ
目の前が、薄く、白く消えて行くのが分かった。
貴公 志高き 我は満月に思う
貴公の桜に惚れる=
私は夢を見て思う。
貴方は夢を持ち、それを叶えた。
そして、私は満月の月を見て思った。
桜の良く似合う男だと。
==========================
「留欄様は、やはりどこかに行ってしまったんでしょうかねぇ。」
ぬらりひょんの部屋で、桜花が茶を貰った。
「いや…アイツはここから“ただ単に”消えたりしない。」
「単に…?」
「アイツに術をかけた奴が俺に言った。
“遅かれ早かれ、復活させる。命をかけてそうする”とな。」
「そう…ですか。」
桜花が落ち着きを取り戻した時、桜が舞った。
風に吹かれ、心地よさそうに舞った。
=END=
私にしてはマシな終わり方だった(笑)
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.49 )
- 日時: 2011/03/20 19:42
- 名前: リリア♪♯ (ID: CA3ig4y.)
=読んで下さった方々、並びに、コメントを下さった皆様へ=
「凄かったです!」の方も、「やっと終わったww」や「つまんなかった」の方も、ありがとうございました!
コメントを下さった甘楽様、晴樹様、ありがとうございました!!
ぐだぐだ始まり、ぐだぐだ終わりましたが、本当に今までありがとうございました。
コメントは待ってますので(笑)
また、どこかの小説で・・・
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.50 )
- 日時: 2011/05/01 00:10
- 名前: リネ (ID: KjzdqHYY)
すごく上手な小説です!