二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 初音ミクオ peace maker
- 日時: 2011/01/16 10:37
- 名前: 夢李 (ID: IX0Xljmj)
はじめましてこんなどうしようもないスレをクリックしていただいて
ありがとうございます。
夢李(ゆめり)と申します。
今回はボーカロイドの初音ミクオの「peace maker」の小説を書きます
いろいろと明らかになっていないところは妄想でやります。(無理な方は戻るをトリプルクリックッ!!)
文章や、誤字、脱字などの注意は受け付けますが、それ以外はやめてください。(上にも書きましたがほとんどが妄想です)
よかったらコメントください。
とりあえず元の歌の歌詞
「忘れない・・・ あの日小さな墓の前で
抱いた悲しみを・・・
キミが歌に込めた あの祈りを
散った 戦友の願いを・・・」
閉じこめた 小さな穴の中で
何が正しいか 分からず
この場所が 知られると困るから
小さな その首を絞めた・・・
大切なものを 守るはずなのに
気づいたときには 失くしてた
この手は 汚れてしまった
キミの手を 握った手は
真っ赤に 染まってしまった
誰のかも 分からない血で・・・
本当は 誰もが知っていた
チェスの盤上じゃないこと
大地には 線は引かれてなくて
そこに 花が咲いてると・・・
キミを守りたい ただそれだけだった
振り向けば 骨の山があった
正義と 言い聞かせてきた
もう ごまかせなくなってた
多くの 夢を奪ってた
どんな夢かも 知らないで・・・
「作戦14 緑の歌姫の報復に、
黄色の歌姫の抹殺」
「Yes, sir」
「僕は、キミの仇をとるんだ・・・」
僕らは 気づいていたんだ
無意味に争ってると
生まれた 土地が違っても
血は 同じ色をしてると・・・
少女の 亡骸を抱いた
涙に濡れる 少年の
剣が 僕に突き刺さり
温かい 赤が流れた
キミの歌が 聞こえるんだ・・・
それでははじめます
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- Re: 初音ミクオ peace maker ( No.1 )
- 日時: 2011/01/16 11:16
- 名前: 夢李 (ID: IX0Xljmj)
一話「幸せ」
—————この戦いが終わったら・・・・・また
僕の住む国そこは隣国、アリケウスと二つ合わせになった大陸だった。
何もない国だった。そんなに大きくはなく、お金も、物も・・・・・・・そして・・・・・・・
—————幸せも
僕はわからなかった。
幸せとは何なのか、
知りたい、だだそれだけだった。
僕の通う学校。
そこではどうしようもないことばかり子供に教え込んでいる。
そんな授業が嫌で僕は逃げていた
いつも、いつも、
でも、やっと見つけたんだ・・・・・・・
僕の幸せを
きれいな歌声が何もない屋上に流れる。
僕は彼女の見えないところで小さく彼女の歌にあわせて歌った。
そして鐘が鳴るすると生徒達は屋上へと来て、会話を始める。
そして彼女も、
「君、いつも私と同じ歌そこで歌ってるね」
隠れていた木箱の隙間から顔をのぞかせた彼女。
「え・・・うん」
なんだかぎこちない空気が流れる。
「君、うちの裏に住んでいる子でしょ?授業も終わったしよかったら一緒に帰らない?」
「え・・・・ええと・・・・はい・・」
僕はなんだかわからずに頭に浮かんできた言葉を無差別に出した。
「もう・・・同級生なんだから敬語はないでしょ?」
苦笑した彼女をみてぼくは突然胸があつくなった気がした。
帰り道、彼女と僕は色んな話をした。
好きな歌、好きな食べ物、お気に入りの場所・・・・・そして好きな人
「んーーーーポンちゃんかな?」
そのことを聞いたときは僕は驚いた、胸がバクバクして、顔も真っ赤になった。でも彼女は笑った
「スッポンのポンちゃんかな?」
「え?・・・それ人名じゃないの?」
僕は驚いて聞いた。
すると彼女はまた笑っていう
「だってかわいいんだもの」
彼女は本当に変だ。
長ネギが好きだったのは同じだった。
でも彼女は畑に出来ている生ネギをバリボリ食べてしまう
屋上が好きなことも同じだ。
あそこからならいじめっ子に石をなげても気ずかれないかららしい。
でも歌がすきなのは同じだった。
全く同じ理由。
好きだから。
単純な理由裏も表もない。
単純な。
やっと幸せってなんだかわかった気がした。
それから僕達は学校を卒業した。
そのころだった。
国は深刻な状況に陥り、
隣国との「戦争」が始まったのは
- Re: 初音ミクオ peace maker ( No.2 )
- 日時: 2011/01/18 22:27
- 名前: 夢季 (ID: ZUkStBmr)
二話「大切な物」
高校を卒業してから僕は近場の工場に就職した
それと同時に隣国との戦争がまた始まった。
その成果。孤児が増えた
皆親が、強制就職所につれていかれたり、運が悪い者は戦争に借り出される大人が増えたからだ
僕の親も、そこらの孤児と同じ様に親を早くに無くした。
何回目の戦争かは覚えていない。
それくらいこの国は戦争をしているんだ。
僕の家は土地も広く、家も大きい。
だから卒業と共に要らない家や遺産を売り払った。
一生過ごしても余るほどの私金を手にした。
でも僕はある山で出会った男の子とぼうくうごうで過ごしていた。
最近は良く、街中に火の手が上がる。
今回の戦争は分が悪いと評論家はいっていた。
男の子の名前はアキ。
両親共々に死んでいた。
僕は家を売って、路頭にさ迷っていた。
そんな時彼とは出会った
「今かえったよ、アキ…」
僕はぼうくうごうの中に入り際言った。
するとなんだか懐かしい声がした。
「お帰りミクオ」
彼女はアキと木で作られた今にも壊れそうな机を前に遊んでいた様だった。
「ミクオお兄ちゃん、こんなに綺麗で優しい恋人がいたなんて!なんで隠してたのさ」
ニヤニヤしながらアキが聞いてくる。
僕と彼女はアキの言葉に微を染めた。
少しの間沈黙が流れる
すると彼女が立ち上がり言った。
「そうだ!今日、煮物作ってきたの」
「え?そんな…悪いよ、それになんでこの場所を知っているのさ?」
僕は火の燈る手作りのかまの前に彼女を手伝うように聞いた。
「それはね、貴方が家を売った人に聞いたの。その人、貴方の事変人だっていうから…」
僕はキョトンとして彼女を見た。すると
「こうしたの。」
そして微に強い衝撃を感じる。
「それでね、私、言ったの」
「え? なんて?」
「彼は勝手に消えて人に心配をかける馬鹿だけど………貴方よりはマシです…ってね」
———なんだ
———彼女は何も変わらなかった。
なんだかまたいつかの感情が芽生えてきた。
微があつい。
叩かれたほうはもういっぽうよりあつい。
———胸が苦しい…
僕が立ち尽くしているともう煮物は出来たみたいで彼女はアキに鍋を持って行った。
「さぁ、ミクオの事だからろくな物貰ってないでしょう?」
「ミクオ兄ちゃん、味音痴だからいつも煮物が辛いんだよ」
アキはそう説明するとミクの煮物を食べ始めた。
「味音痴って…お前…」
僕は笑いながら席に着いた。
するとクルクル回るように彼女は立ち上がるとこう言った。
「一番!!緑木ミク!! 幸せの歌!歌います!」
アキは喜んで拍手をした 僕もアキに合わせて拍手をした。
「僕が持っている幸せはきっとみんなの物なんだ だから僕は歌うんだ 君に幸せが届くように」
作曲が好きな彼女の歌は
いつも、優しさに満ち溢れた歌だった。
僕は今思う。
———君達こそが僕の幸せなんだ
———だから君達をぼくは大切に思うんだ
———守りたいと思うんだ
- Re: 初音ミクオ peace maker ( No.3 )
- 日時: 2011/01/20 18:32
- 名前: ひらめき (ID: IX0Xljmj)
うぉぉぉぉぉぉぉ!!
この人すごい!!
あ・・取り乱してすいません
僕この歌大好きで・・・・歌詞も全部覚えてるくらい好きなんです!!
呼んで泣きました!!
感動のあまり泣き崩れました。
続き楽しみにしてます!!
ではでは
- Re: 初音ミクオ peace maker ( No.4 )
- 日時: 2011/01/20 19:52
- 名前: 夢季 (ID: lD2cco6.)
第三話 「はじまり」
あれから彼女はよくあそこに来るようになった。
僕が工場から帰るとアキ と二人でまっていた。
でも僕は言えなかった。 あの事実を、
家と土地は大金と引き返えに消えていった。
親戚によって。
僕のおじさんは大金持ちだ。
新しい別荘がほしかったらしい。
僕は家族との思い出が詰まったこの家を買いたいというおじさんの話をことわった。
その後なんだかわらない会社の人が大金をかけて、好条件で、そして、僕がでていかなかったら裏の緑木さんのお家を取り壊すといったのだ。
僕は必死で止めた。
そして結果、大金と引き返に家を手放した。
でも今となっては良かったと思う。
戦争が始まればどうせ焼ける。
だったら狭くて大きな幸せがあるあそこのがいいと思っている。
僕はそんな過去を振り返りながら道を歩いた。
大きな通りに出た。
噴水と、洋服屋さん。
それと食品が売っているお店。
もう暗いのに、まだ沢山の光が燈っていた。
僕は久しぶりの給料で彼女とアキに洋服を買おうと店に入った。
そして、僕の買い物が終わり、通りに出た時だった。
町のあちこちにあるスピーカーが鳴り出した。
放送内容は戦争が始まるに当たって、新法律が出来たということだった。
僕は放送の一部を聞いて聞き流していたが
「おい貴様!!」
と呼ばれた気がして振り返った
すると軍服を着た男が不機嫌そうに立っていた。
「はい?なんでしょうか」
逆らったら大変な事になると僕は悟った。だからまともに返事を返した。
「貴様偉大な国王陛下の放送を聞かないとは……立派な非国民だぞ」
「すみません……気がつきませんでした……すぐに聞くのでそれで許して頂けますでしょうか?」
僕は聞いた。
男は頷いてその場を後にした、そして国王の放送を聞いていると信じられない法律が聞こえて来た
「第125条 実の親がいない13歳以下の孤児は保護者がいても、役所に出頭せよしない場合は刑務所行きとするなお逆らった大人は犯罪者と見做す」
「信じられない…」
この法律がまた出来るなんて思って居なかった。
一回、この法律が出来た時、僕はまだ母親がいた。
でも役所に出頭した子供はどうなったかしっている。
これからの戦いに備えて訓練され、必要ない者は皆、冷たい海に浸からされ、精神と、肉体を無理矢理鍛えさせる。
要するに「子供の地獄」だった。
表むきでは刑務所とかいっているが、実は即、戦場送りだ。
僕の頭にアキの笑顔が浮かぶ。
「助けなくちゃ…」
僕の脳内にその言葉が浮かんだ。
僕ははしった。
二人がいるあの場所へ。
そしてしげみを掻き分けて山の奧へと進んでいく
するといつもの風景と、 ぼうくうごうの出入り口に二人の軍服を着た、男が隠れる様にして立っていた様子が見えた。
すぐさま二人に飛び掛かって逃げなければ…
僕は軍服の男を挑発しようとする。
しかし
手が震えている。
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
怖い
僕の中にその文字だけが浮かんだ。
僕はその心の声を押し隠す様に息を吸った。
そして強く手を握り絞める。
そして
「緑木さん!!アキ!! 外に君達を捕らえようと二人の軍人がいる!!
裏道を使って逃げろ!!」
その言葉と共に、僕は一人の軍人に殴り掛かった。
「き…貴様!!」
もう一人の方が僕を殴り飛ばす。
僕はあまりの衝撃に地面に平伏した。
そして、僕の髪ごと体を持ち上げるとそのまま何度も膝で僕の腹に何度もけりつけた。
「げほっ…げほ………」喧嘩の強くない僕はただただ、痛みに耐えるしか無かった。
そして僕がボロボロになったころ、
二人はぼうくうごうに入りこんで中で何かしていた。
きっと裏口を探しているんだろう。
見つかるはずはない。
裏口は三人しか知らない。
きっとタンスをひっくり返してもないだろう。
しばらくして二人は中から出てきた。
そして僕を木にきつく縛り付けて言った。
「裏口はどこだ?話さなければ軍基地で取り調べになるぞ?」
僕は下を向いたまま固く口を結んだ。
「なんとか言え」
一人が僕に平手打ちを喰らわせる。
僕は二人に言った。
「話す………事…は……ない」
と、今にも消えそうな声で。
僕は今思った。
始まってしまったと。
なにもかも、
もう取り返しは付かないと……。
- Re: 初音ミクオ peace maker ( No.5 )
- 日時: 2011/01/22 14:06
- 名前: 夢季 (ID: ZUkStBmr)
ひらめきさん
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